2021-01-01から1年間の記事一覧
観点別の3観点の評価が出れば評定は以下のようになるのだろうが、観点別の評価が得られても簡単に評定を出せないことを前回のブログで書いた。 AAA … 5または4 AAB … 4 AAC、ABB … 4または3 ABC、BBB … 3 BBC、ACC … 3また…
以下のような記事に教職経験のある人なら違和感を感じるだろう。他のクラスへの出入り制限は必要である。 - - - - - - - 「札幌市立中で他クラス出入り禁止 専門家、不合理と指摘」(4月18日共同通信) 札幌市立の中学校・中等教育学校全98校の…
林芳正外務大臣が王毅外相との電話会談(11月18日)で訪中を打診され検討しているとのことだが、今この時期に訪中することがあってはならないだろう。どんな理由があっても国民や世界から理解されないような気がする。 韓国国防相とシンガポールで会談(…
韓国の金昌龍警察庁長官が島根県の竹島に上陸(11月16日)したことについて、松野官房長官が記者会見で非難したとのことだが、抗議や遺憾表明ばかりじゃ何の効き目もない。 そういった観点からも、ワシントンで行われていた日米韓外務次官協議後の共同記…
下に掲載した記事を書いたところで、18歳以下の子どもに10万円相当の給付をするため960万円の所得制限を設けたのは、児童手当の支給の仕組みを活用すれば迅速な支給ができるからと知った。 児童手当は世帯主の収入と扶養人数によって支給額が決まる。…
今次改定で、指導要録の書式が変わり各教科の評価が3観点になった。「知識・技能」、「思考・判断・表現」、「主体的に学習に取り組む態度」の3観点の学習状況をA、B、Cで評価し5段階の評定を出すのだが、観点別評価が4観点から3観点になっても負担…
安倍元総理は、横浜市中区の桜木町駅前で以下のような演説(10月21日)をしたのだそうだ。 日米同盟は廃止、そして自衛隊は憲法違反、これが共産党の基本的な政策だ。その共産党の力を借りて、立憲民主党が政権を握れば、日米同盟の信頼関係は失われてし…
財務省の矢野康治事務次官が衆院選(第49回)を前に、文芸春秋(11月号)誌上で、与野党の選挙公約はバラマキ政策であり国家財政が破綻すると猛批判したのだそうだ。これに対する批判は多く、次官の更迭を口にする政治家も少なからずいるらしい。しかし…
平成14年度から評定を絶対評価にしたことで、生徒の評価は学習目標をどの程度実現できたかという到達度で評価する方法に移行したのだが、それを評価するためには、設定した目標をどのような観点で評価するか、生徒の学習活動をどう評価するかといった「評…
過ちをは繰り返さないと誓う人は広島市民であると誰からも分かるようにしてあれば、そして、総理や各国大使館員などの隣席を仰ぐことなく平和記念式典を行うなら、目くじらを立てることもないかもしれない。 説明板には「すべての人びと」と書かれているが、…
教員の精神疾患による休職者の増加は、本人の資質の問題ではなく過酷な教育現場に起因すると考えている。下記の調査は、精神疾患による休職者である。昭和56年度に小学校、57年度に中学校、58年度に高校で完全実施となった学習指導要領の改訂では、休…
広島市に届いた意見に対する回答を下に掲載した。公式見解なので十分検討してあるはずだが、疑問を感じ納得できなかったところがある。 「原爆犠牲者の冥福を祈るとともに、戦争や核兵器の使用という過ち」を繰り返さないことを誓う言葉として碑文を刻んだの…
「猿は木から落ちても猿だが、議員は落ちたらただの人」なのだそうだ。議員でいたいという思いは相当なものかもしれないが、選挙の顔として菅総理では不安だと口にする議員が少なからずいる自民党には呆れる。プライドがあったら、自身の当落が総理によって…
横浜市長選で菅総理が支援した元国家公安委員長の小此木候補が落選したが、IR反対表明によって推進派の票は林市長に流れ、医師の山中候補はコロナ禍の中で一躍名を上げ相当な追い風選挙だったろう。8名の候補で票を分け合う選挙という不運もあり、落選は…
8日に閉会した東京オリンピックは大成功だった。開幕前には観客がいないことへの懸念もあったが、連日盛り上がり感動の17日間になった。 前回大会の開催地リオデジャネイロのエドゥアルド・バエス市長は開幕の前日に、「批判はあるだろうが、東京でなけれ…
令和3年8月7日の産経抄に、原爆投下は日本の過ちだから仕方がないと思わせかねないので広島の慰霊碑は撤去した方がいいと書かれていたが、同感である。いつの日か必ず撤去させなければならない。 「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」との碑…
河村たかし名古屋市長のメダル噛みつきの様子をネットで見たが、誠に不適切あるまじき行為である。表敬訪問で訪れたソフトボールの後藤希友選手に金メダルを首にかけてもらい、その後メダルに噛みつき消毒もせずそのまま返したのである。 金メダルは選手達の…
被爆者代表の「平和への誓い」には以前は聞くに堪えないような政府批判が多く、被爆者なんかもうどうでもいいとの気持ちになったこともあったが、92歳の岡信子さんが読み上げた今年の誓いに、被爆者に対して寸時であってもそんな気持ちを抱いてはならない…
広島の平和記念式典は、日本人にも外国人にも顰蹙を買うようなことはもうないだろう。平和宣言も穏やかに拝聴することができた。平和への誓いも素晴らしい内容だった。 広島市長は平和宣言で核兵器禁止条約の締約国になることを今年も政府に要望したが、被爆…
学校課題は大学生の卒業研究のような研究課題でもないし、研究学校で設定されるような研究主題でもない。教育活動を行う上で解決しなければならない課題があればそれが学校課題だろう。しかし、そう考える学校は少ないかもしれない。 「個性を生かし、課題に…
リオデジャネイロのオリンピックで、柔道73㎏級で金メダルを獲得した大野将平選手を過去のブログ「強いだけじゃない」に書いたが、大野選手は東京オリンピックでも73㎏級に出場し、延長の末にジョージアのシャフダトゥアシビリ選手に優勢勝ちし2大会連…
現在は廃校になっている学校(佐野市吾妻中)の教育目標を「智・恕・健」に変更したことを以前書いたが、変更したのは学校教育目標が教職員の目標になっていなかったこと、そして、生徒にとっても目標にはなっていないだろうと考えたからである。 ◆心身とも…
学校が行うあらゆる教育活動は教育目標の達成にあると過去のブログに書いたが、学校教育目標は、学校が教育活動を通して生徒をどのように育てるかを明らかにしたものなので当たり前である。生徒や保護者、住民の学校への期待、地域の歴史や伝統、教職員など…
教員免許更新制廃止の記事(2021年7月11日、読売新聞)は教員にとって何よりの知らせだろう。政府は来年の通常国会に必要な法改正案を提出する考えとのことである。更新制は教員の負担の割には資質向上の効果が薄いとの判断があり、免許を無期限とする代わり…
現職最後の学校だったが、学校経営の方針を「みんなの心に輝く学校をめざして」と題した文書(A4-1枚)にして地域全戸に配布した。しばらくして全く意味が分からなかったとの声が届いた。経営方針を保護者や地域に理解してもらうのは難しい。 学校経営の…
教員採用試験の競争率が年々下がっていることを過去のブログで取り上げたが、教員志望者減は相当なもので、産休や育休、休職の補充がいつになってもできなくて困っている現場は少なくないようだ。 母校の剣道部に入部した国体選手(少年の部)が何人もいたが…
平成28年3月(2016年)で廃校になった中学校に2年間勤務したことがある。その学校の教育目標は、望む生徒像を箇条書きしたものだった。 ・心身ともに健康な生徒 ・自ら考え想像力を高める生徒 ・広い心で協調できる生徒 ・根気強く努力する生徒 何人…
過去のブログ「世界は中国と共存できない」で、中国共産党が消滅するまで世界は団結しなければならない。国際法を無視して傍若無人な振る舞いを続ける中国と世界は共存できないと書いたが、近隣諸国は中国の侵略に備えて軍備を整え、同盟を結んで防衛力を高…
改正国家公務員法(及び地方公務員法)が昨日(令和3年6月4日)成立した。昨年廃案になりしばらくは無理かと考えていたが、シニア職員の活用と人手不足解消のため急がなくてはならなかったのだろう。 令和5年度から定年を2年ごとに1歳ずつ引き上げ、令…
精神疾患で休職した令和元年度の公立学校の教員数が5478人(令和2年12月、文科省公表)となり過去最多になった。現職だった頃も5000人を超えていたが、過去10年間の平均は5143人である。 2000年に入った頃は2500人程だったが、10…