にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村

本来の姿を取り戻す

「みんなの心に輝く学校をめざして」取り組んだ学校経営、「生き生きとした学校生活のために」取り組んだ生徒指導で感じた課題の解消を念頭に置いて教育問題などを考えます。

2013-01-01から1年間の記事一覧

◇家族を大切にし教師を敬う

相変わらずびっくりするような事件が頻発しています。私は、どうしたらこの国を変えることができるのかと考え続けています。そして今は、どうしたらよいかが少し見えるようになりました。日本人誰もが、それぞれの立場で、それぞれのやるべきことがあるとい…

◇感動の卒業式(3)…平成22年度式辞

挨拶が素晴らしい、校舎に入ると温もりを感じるなどと西中学校は多くの来校者に褒められていた状態だけあって、整然とした式場内には心地よい雰囲気が漂っていた。演壇で式辞を読みながらでも十分にそれを感じることができた。 - - - - - - - 山並み…

◇感動の卒業式(2)…卒業生の入退場には

中学校の卒業式では式場中央に設けた通路(花道)を通って卒業生が入退場する。盛大な拍手で迎えられ、式終了後にはこれまた盛大な拍手で見送られるのである。 卒業式の企画は教務主任が行い、職員会議を経て決定されるのだが、教務主任2年目の時だったが、…

◇生徒指導(2)…長期休業後の指導

長期休業が終わると、以下のような調査をする学校が多いのではなかろうか。こんな調査など必要ないと考える人もいるかもしれないが、やってみると、被害や問題が発生した休みも少なくなかったので、やってよかったという思いになる。 - - - - - - - …

◇河野談話…本人なら撤回できる

産経新聞(平成25年10月16日)が報じた記事(ずさんな調査に基づく河野談話)に、腸が煮えくり返る思いになった国民も少なくなかったのではなかろうか。河野談話はもはや国家国民に対する犯罪のように思う。 - - - - - - - - 河野談話(平成5…

◇生徒指導(1)…長期休業前の指導

夏休みや冬休みを目前に控えた頃になると、足利市内の中学校は概ね以下のような内容の指導を行う。学級担任がそれぞれの経験も踏まえて(※のようなことも話しながら)丁寧に指導するのである。指導の効果を高めるためには、学校と家庭の連携が重要であり、そ…

◇道徳教育の見直し(6)…抜本的な改善と充実は教科化にある

文科省の有識者会議「道徳教育に関する懇談会」は、小中学校の「道徳の時間」を数値評価を行わない「特別な教科」に格上げし、検定教科書の使用を求める報告書を年内にも取りまとめる。その後文科省は、中央教育審議会の議論を経て早ければ平成27年度にも…

◇学習評価(2)…このような評価に未来はあるか

学習評価の方法が相対評価(集団に準拠した評価)から絶対評価(目標に準拠した評価)になり、全国の学校は絶対評価の研究実践に熱心に取り組んだことだろう。「関心・意欲・態度」、「思考・判断」、「技能・表現」、「知識・理解」といった観点別の指導目…

◇教職員の定年延長(3)…見送りが決定

本年度(平成25年度)から行われる予定だった定年延長は、昨年3月、野田政権によって見送る方針が決定されていたが、今年3月、安倍政権によって正式に決定された。今後は再任用で対応することになるが、民間企業の8割が再雇用で対応している現状を考え…

◇学校の電話対応(4)…非通知はかからなくしたい

商品取引、マンションの購入など、勧誘の電話が学校にもしばしばかかってくる。儲かったり得する話ばかりで、どうして見ず知らずの他人に教えるのかと聞きたくなる。ほとんどは勧誘に乗せられた人が損をすることなので、興味はないと切ることになる。 電話が…

◇学校の電話対応(3)…恐れることではない

電話だけでなく面談でもあることだが、「教育委員会に言います」などと教育委員会をもち出して勝手な要求を通そうとする人がいる。残念なことだが、教育委員会をもち出せば、教師(学校)がたじろぐと思っているからだろう。 忙しい教育委員会を更に忙しくし…

◇学校の電話対応(2)…校長としては

校長に出るよう要求してくる電話も時にはかかるが、用件を確認すると校長では問題をこじらせることになると思えたものも少なくない。 学校は組織で動いているので、最初に校長が出て決着をつけるようなことをすれば、問題の正しい解決ができなくなる。校長の…

◇学校の電話対応(1)…長電話は切る

学校にかかってくる電話の中で教職員が一番困るのは非常識な長電話である。受話器を取ったばっかりに延々と聞き続けなければならない破目になり、その場を離れることができないばかりか、腹立たしい思いさえする。 そんな電話が頻繁にかかるようだと電話に出…

◇国旗や国歌に敬意を払えないようでは

秋は運動会のシーズンで、学校や地域など、各地で盛んに行われていることだろう。現職中は学区内の小学校や地域から招待され、毎年運動会を見学していた。 学区内のことだけに立派な運動会には誇らしく感じたり、他に紹介したい気持ちにもなるのだが、中には…

◇掃除で心を磨く(2)…ピカピカの便器に感動

平成22年6月20日(日)、「足利掃除に学ぶ会」のご指導の下、西中学校のトイレ掃除を教職員の現職教育として行った。先ずは教職員が体験し、その後は生徒の参加を呼びかけて徐々に学校全体の取り組みへと広げていく。そのためには生徒に強要するような…

◇修学旅行は連泊がいい

平成22年度から西中学校の修学旅行は、大阪と京都から奈良と京都に行き先を変え京都連泊にした。21年度までは大阪と京都にそれぞれ1泊だった。 大阪泊はUSJ見学のために必要だった。そのために朝5時半頃の始発電車で足利(山前駅)を出るのである。…

◇スキー教室より林間学校がいい

平成21年度、西中学校の2年生の宿泊学習(2泊3日)を、それまでのスキー教室(1月)から志賀高原での林間学校(9月)に変更した。 スキー教室は、林間学校に比べ1万円程余計に費用がかかる。日本経済は年々悪化の状況にあり、保護者負担軽減の必要性…

◇汚染水対策がオリンピック対策だなんて

平成25年9月8日(日)、2020年のオリンピックが東京に決定したが、このために大きな貢献をされた方々や招致活動の詳細が報道されると、多くの国民は感動し涙したことだろう。 9月3日(火)、安倍総理は470億円の国費を使い国が前面に出て汚染水…

◇高校無償化…少子化対策でもあってほしいが

公立高校授業料無償化を年収910万円未満にすることで自公両党が合意したとのことである。国の財政を考えたら所得制限は止むを得ないことだろう。所得制限だけでなく、公立高校と私立高校との格差是正、低所得層への対策についても両党は合意したようだが…

◇利己主義は…

信じられないような事件が連日報じられています。日本はどうなってしまったのか、この国は腐っているのではないかと思ってしまうくらいです。こうなってしまった原因を数え上げたら、恐らくきりがないと思いますが、大きな原因に思っていることがあります。…

◇ときには道草のような記事が

日本経済が長期低迷から早く抜け出してほしいものである。そのために、安倍政権に期待が高まるのも当然だろう。もしもだめだったら、もうこの国は終わりと思っている人もいることだろう。 経済低迷が続けば教育環境は悪化する。現職中のことだが、リストラさ…

◇長崎平和宣言…独善的と感じた人は少なくなかったかも

長崎平和宣言には広島以上に疑問を感じたので、次のような内容のメールを長崎市に送った。 - - - - - - - - イスラエルの政府高官が、自らのフェイスブックに「広島と長崎の平和式典を独善的でうんざり」と書き込んでいたことが報じられたので、公開…

◇高速料金の割引を改める

高速道路料金の割引を早急に検討すべきだろう。不公平感の解消、休日の渋滞緩和、観光客増などによる経済の好転のためにである。 高速道路の深夜割引、早朝夜間割引は運輸関係の人ならともかく、それ以外の人はあまり利用しないだろう。休日特別割引、通勤割…

◇広島平和宣言(2)…絶対悪の使用できない兵器との認識を世界が共有しなければ

今年の平和宣言にもいくつか疑問を感じたので、次のような内容のメールを広島市に送った。 - - - - - - - - 前半部分は聞く者の心を激しく揺さぶる相応しい内容でしたが、後半部分は昨年以上に違和感を覚えました。総理を招いて政府を批判するような…

◇食や入浴の作法

グルメ番組や名湯、名旅館などを紹介する旅番組を見ていると、時々気になる場面が出てくる。 食ならば、テレビに映るのだから箸が上手に持てるリポーターであってほしいが、そうでなくても仕方がないとは思っている。しかし、どうにも我慢できないのが下品な…

◇尊敬されるべき存在なのに

最近の日本では、親が子を、子が親を殺めるなどの悲惨な事件が頻発している。日本はどうなってしまったのかと心配する声も多くなったが、家族を大切にできない人が増えてしまったようである。また、父親や母親を尊敬していない中学生や高校生が増えてしまっ…

◇時期が来ないと分からない

毎年、5月は京都、11月は東京で剣道の8段審査が行われる。毎回出かけているが、まだまだ力不足で昇段できないでいる。一生追求しても無理かもしれないが、目指さないと進歩が止まると考えているので、これからも受け続けることになるだろう。8段に上が…

◇砂の袋詰めは美しくない

甲子園を目指した高校球児達の熱い戦いが今地方で繰り広げられている。間もなく出場校も決定するが、多くの国民が本戦を楽しみにしていることだろう。 夏の甲子園は特に感動の大会で見る者の胸を熱くさせる場面が多い。青少年の健全育成にも多大な貢献をして…

◇保健室を見れば学校の状況が分かる

生徒指導体制が整い、学校に秩序がある時は、保健室が生徒で溢れかえるようなことはまずない。休み時間に訪れた生徒も授業開始前に教室に戻っていく。養護教諭の指導を素直に受け入れ保健室には整然とした雰囲気がある。 しかし、荒れているような時には授業…

◇秘してこそ

どこの学校の教育計画でも、探せば「感化」という言葉が一度や二度出てくるのではなかろうか。教育界は感化ということをとても大切にしている。 30年以上も前のことだが、「先生はセイシンの先生だね」と言われたことがあった。瞬間、何のことだか分からな…