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本来の姿を取り戻す

「みんなの心に輝く学校をめざして」取り組んだ学校経営、「生き生きとした学校生活のために」取り組んだ生徒指導で感じた課題の解消を念頭に置いて教育問題などを考えます。

2020-01-01から1年間の記事一覧

◇新型コロナを攻撃材料にしてはならない

12月16日、日本医師会の定例記者会見が行われた。会見の模様はテレビで報じられた。新型コロナの感染状況を受けて中川俊男会長が医師会としての見解を述べた。全くの素人のコメントがテレビで流れる状況に呆れていたので、会長の会見には納得できたし新…

◇世界は中国と共存できない

アメリカの次の大統領がバイデン大統領になるのはほぼ間違いなさそうだ。日本にとって、また世界にとってどちらがいいのか判断は分かれるところだが、中国への厳しい対応はトランプ大統領と同じく続けてほしいものだ。 南シナ海、尖閣諸島での不法占拠や領海…

◇相手は日本の本気度を見ている

令和2年10月5日は横田めぐみさんの56歳の誕生日だった。母親の早紀江さん(84歳)は、「真っ暗闇の中だが、首相も代わったので少し期待をしたい。必ず助けてあげるといつも思っている」と語ったとのことだが、早紀江さんには何としてもその手で娘さ…

◇明らかにすべきではない

日本学術会議が新会員として推薦した105名のうち6名が任命されなかった。共産党や立憲民主党、任命されなかった学者、学術会議元会長、メディア(一部)などが任命しなかった理由を明らかにするよう政府に繰り返し求めている。 この問題が連日報じられる…

◇家庭訪問はなくなるだろう

年度末の多忙な時期だったが、新型コロナウイルス対策として臨時休業に入ったことで、指導内容が終わらなかった、感動的な卒業式ができなかった、離任式ができなかったなど、全国の学校は相当に戸惑ったことだろう。感染防止対策は今後も必要があり平常には…

◇総裁選…今のままでは危うい

安倍総理の辞任表明(令和2年8月28日)を受け、後継を決める総裁選は岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長、菅義偉官房長官の3人で争われることになった。新総裁は自民党両院議員総会(9月14日)で選出され、臨時国会での首相指名選挙を経て新総理が決…

◇報道の力を借りる(3)…地元の新聞・テレビ

教育活動が地元の新聞やテレビで報じられると学校の理解者応援者が増えていったと過去のブログに書いたが、学校は報道機関に情報等を届けて報道してもらう取り組みを大事にすべきだろう。 暴力やいじめなどの問題が報じられる時は、その概要とともに学校態勢…

◇長崎平和宣言(8)…吟味不十分では

被爆者代表の「平和への誓い」は昨年今年と嫌悪感を感じることもなかった。以前は聞くに堪えないような批判が多く被爆者なんかもうどうでもいいとの気持ちを抱かせた。広島は平和記念式典だが、長崎は平和祈念式典であるだけに疑問を感じた人も少なくなかっ…

◇その気になればできないことは少ない

何かを変えようとするとそれを望む人もいるが望まない人もいる。そんな時にはどうしてそれが必要なのかを丁寧に説明し納得してもらえるまで待つようにする。学校現場はそうやって物事を進めることが大事で上意下達のような方法ではいい結果を生まない。 何年…

◇広島平和宣言(9)…無責任としか思えない

平和宣言は年々改善されているが、核兵器禁止条約に対しての主張には納得できない。 「日本政府には、核保有国と非核保有国の橋渡し役をしっかりと果たすためにも、核兵器禁止条約への署名・批准を求める被爆者の思いを誠実に受け止めて同条約の締約国になり…

◇携帯電話(5)…原則禁止を維持すべきだった

文部科学省は令和2年7月13日、原則禁止としてきたスマートフォンなどの携帯電話の学校への持ち込みについて、外部有識者による会議での了承を受け中学校では条件付きで容認する方針を決めた。小学校では従来通り原則禁止を維持するが、保護者の申請があ…

◇郷に入っては郷に従う

15年程前になるが、姉妹都市であるイリノイ州スプリングフィール市に、中学生18名を引率して訪問した。アメリカ人などには適度に間合をとって近づかないようにしてきた人間が私的な旅行ではない訪米など思いも寄らないことだった。 こんなことではアメリ…

◇寛仁大度

人の上に立つ人間には寛大さが必要だが、人を厳しく責め立てるような人間も中にはいる。そんな管理職は教職員の手本にはならないし学校経営には失敗するだろう。教員の世界だけでなくどこでも同じではなかろうか。 「このハゲー!」などの暴言で世間を騒がせ…

◇拉致は小さな問題か

令和2年6月20日の産経抄には驚いた。産経抄子は兵庫県立大の五百旗頭真理事長が天皇陛下の相談役である宮内庁参与になったことについて、宮内庁の人選が解せないと書いた。 「拉致なんて取り上げるのは日本外交として恥ずかしいよ。あんな小さな問題をね…

◇あまりにも…残酷だ

2002年(平成14年)9月、北朝鮮の金正日委員長は小泉総理との首脳会談で拉致を認め謝罪した。翌10月、地村さん夫妻ら被害者5人は帰国(子どもたちは北朝鮮に残された)できたが、横田めぐみさんら8名は死亡(2004年11月、日朝実務者協議で8名の死…

◇国家犯罪「拉致」に立ち向かう

令和2年6月5日、横田めぐみさん(1977年、北朝鮮に拉致された。当時13歳、中学1年生)の父で、拉致被害者家族会初代代表の横田滋さん(87歳)が亡くなった。9日、横田滋さんの妻の早紀江さん(84歳)ら遺族が都内で記者会見を行った。滋さん…

◇教職員の定年延長(5)…いずれ延長されるだろう

国家公務員の定年を延長する国家公務員法改正案はどうやら廃案になるようだ。この改正案は検察庁法改正案と一本化した束ね法案として国会に提出されたが、検察庁法改正案への批判とともに、新型コロナウイルスの感染拡大で雇用環境が急激に悪化し、民間企業…

◇学校理解に効果あり

教育活動を学校、保護者、地域が一体となって進めていければと考えていても簡単にはいかない。学校の考えやこれからどう進もうとしているのかを保護者ならPTAの会合や学年部会などで直接話を聞いたり、配布された文書でそれを知ることができるが、地域住…

◇マスク不足が解消されたら

マスクがなくて子や孫が困っていると知り、それではとドラッグストアを回ってみたがどこにもない。そこで、早起きをして店先に並んだが、買える日もあれば買えない日もあり、買えても数枚入りの袋が1個という日が多く、マスクを手に入れるのは容易ではない…

◇校長室だより

教職員向けに校長室だより(A4-1枚、月1回程度)を作成していたが、学校経営に大いに役立った。校長が考えていることは教職員だけでなく、保護者に知ってもらうことも必要と感じたので、保護者には2回分をA3にして配布した。 学校では学年から学年だ…

◇要望がなければ要請しない

教育現場には教職員の負担を軽減するという意識に欠けると過去のブログで書いたが、相変わらずなのかもしれない。久しぶりに顔を合わせた現職教員に、いつ頃退職したのかを問われたので、その年度を告げると、「いい時に辞められましたね。今はもっと大変で…

◇いかに短く話すかは重要

校長が生徒に話をする機会は少なくない。修学旅行、遠足、林間学校、マイチャレンジ、合唱コンクール、体育祭、部活動激励会などでの挨拶や講評は相当な数になるが、前もって準備しその場の思いつきで話すようなことはしなかった。 初任から数えると15人の…

◇全日中校長会(6)…文科省と密な関係が築ければ

全日中校長会本部は都内にあり、総会も毎年都内で行われている。総会には文科省の官僚を講演や行政説明会の講師、あるいは来賓として何人も招いているくらいなので相当な交流ができていると考えていたが、そうではなかった。 品川区立大崎中校長として赴任し…

◇国賓として迎えるべきではない

習近平主席を国賓として迎えることに多くの国民が反対しているが、安倍総理に撤回の意思はなさそうである。南シナ海での不法行為、尖閣諸島への領海侵犯、ウイグル人弾圧、日本人に対する不可解な身柄拘束、新型コロナウイルスの感染拡大などを思うと国賓と…

◇世話になったらお礼を言う

台湾へ行ったり迎えたりして交流を深めている台湾人が何人もいるが、彼らは律儀で親日的である。義理とか人情といったものは古い時代の遺物のように言う人がいるが、義理人情にしばられない人が多くなっているのかもしれない。私の周りには日本が失いつつあ…

◇教育行政には現場の視点が必要

地元代議士の政策秘書の案内で文科省に出向き、意見を述べたことはもう何度も書いた。官僚が校長や教頭として出向するよう特にお願いした。 2009年4月、品川区立大崎中学校に文科省の官僚が校長として赴任したことを知り、これから何人もが教育現場を経…

◇少しでも近づきたい

中山博道範士(1958年86歳で死没)は、大日本武徳会から剣道、居合術(道)、杖術(道)範士の称号を授与された武道家である。剣道は正しく修行した者なら、80歳までは若者に負けることはない、と語ったことが伝えられている。 年を取れば体力も劣っ…