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本来の姿を取り戻す

「みんなの心に輝く学校をめざして」取り組んだ学校経営、「生き生きとした学校生活のために」取り組んだ生徒指導で感じた課題の解消を念頭に置いて教育問題などを考えます。

2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

◇不登校Ⅱ…子どもを不登校にするには

以下の資料は少ない事例(25例程)からではあったが、家庭教育という観点でまとめたものである。資料の作成では足利市のスーパーバイザーであった足利工業大学の先生にご指導をいただいた。この通りにやれば間違いなく不登校になると資料を評価していただ…

◇不登校Ⅰ…不登校を理解する

不登校は中学校で急増するが、その兆候は小学校段階で現れることが少なくない。不登校への取り組みは顕在化する前の早期の発見と対応が重要である。不登校調査が毎年行なわれるが、一向に減らないのは不登校の理解が不十分で適切な対応ができていないからで…

◇教育に必要な確信

こんなことをやっても無駄だし無意味と感じながら教育活動をしても、何の成果も上がらない。教育界にはこのような思いで教育活動をする教職員も少なくはない。例えば自動車会社で、製造に係わった従業員がこき下ろすような車が売れるはずはない。同様に、教…

◇教師が敬われる学校

「三尺下がって師の影を踏まず」などという教師と生徒の関係が、この日本にあったことなどとても信じられないような状況になっている学校も少なくないだろう。生徒が教師を敬い精一杯努力する姿が失われつつある現状を危惧し、立派な教育など望めそうにない…

◇その場の空気に負けてはならない

山本七平(「日本人とユダヤ人」他、著書多数、故人)は、自らの著書「空気の研究」の中で、日本の社会ではあらゆる議論が最後にはその場の「空気」によって決定されることが多い。「空気」がその場のすべてを統制し各人の口を封じてしまう。それは戦前も戦…

◇生徒名簿(2)…調査結果

足利市立北中学校は、平成17年度から名簿を男女混合から男女別(女子が先、男子が後)に変更した。変更して3年目となり、教職員が名簿に何を感じているかを把握するため以下の調査を行った。(平成19年7月) 1男女別名簿と混合名簿では、どちらが使い…

◇生徒名簿(1)…混合から男女別に

平成21年度、以下のような考えから足利市立西中学校の名簿を男女混合名簿から男女別名簿(女子が先、男子が後)に変更した。 ▽男女混合名簿は、男女共同参画社会の実現のために導入(平成11年度頃)されたが、各種検診や教科指導、あるいは事務のために男女別…

◇子ども部屋について

外国では子ども部屋の使用について決まりがあるとのことだ。自覚と責任をもてるようになったら与えられるが、基本的には居間で過ごすのだそうだ。部屋には親が勝手に入っても問題にはならないし、中から鍵をかけるなんてことはさせないと聞いた。 日本におけ…

◇道徳教育の見直し(1)…何を教わったか覚えていない

道徳教育を50年以上もやっているのに、心の荒廃が叫ばれる状況になってしまった。道徳は道得(人としての生き方を学ぶ)であるべきなのに生き方を学べていない。道徳の授業で何を学んだか覚えていないという現実(高校教諭の調査)を思うと、道徳のあり方…