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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇教育目標(6)…生徒の目標になっているか

 現在は廃校になっている学校の教育目標を「智・恕・健」に変更したことを以前書いたが、変更したのは学校教育目標が教職員の目標になっていなかったこと、そして、生徒にとっても目標にはなっていないだろうと考えたからである。

 ◆心身ともに健康な生徒
 ◆自ら考え想像力を高める生徒
 ◆広い心で協調できる生徒
 ◆根気強く努力する生徒

 望む生徒像を目標にしていたが、「心身ともに健康」とか、「広い心で協調」、「根気強く努力」ならともかく、「自ら考え想像力を高める」ことを生徒が目標にしていたとは思えない。

 現職最後の学校でも目標を変更した。目標は額に入れられ教室前面に掲示されていたが、三つとも覚えていた教職員はいなかった。教職員が覚えていないくらいなので生徒も同じだったのではないかと思う。

 ◆自分に厳しく、自ら学ぶ生徒
 ◆思いやりの心を持ったすなおな生徒
 ◆心身ともに健康な生徒

 この目標も生徒の目標になっていないと思った。生徒の目標には校訓がいいと考えていたので「強く 正しく 美しく」の校訓を設定し教室前面に掲示した。学校教育目標は「校訓が息づく生徒を育成する」と変更した。

 生徒の目標にもなるようにとの観点で教育目標を見直せば、多くの学校で変更が必要になるかもしれない。教職員や生徒に日常的に意識される目標であることが大事である。