2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧
校長の在り方は、在職中だけでなく離任後にまで大きく影響する。したがって、校長の考えは学校経営上教職員に最初に知らせるべきであり、理解されるべきことである。校長の心構えは校長だけでなく教職員全員に必要である。 ①意見を積極的に述べる職員の育成…
みんなとは、生徒であり、保護者であり、地域住民であり、そして、教職員である。学校を語る時、誰もが瞳を輝かせ満ち足りた気持ちになる。そんな学校を創ろうとの意思をもって学校経営に当たった。 1. 赤城の峰の 朝がすみ 渡良瀬川の 夕映えに 集える我…
荒れた理由として伝わってくることはどこの学校も同じようである。指導を受け入れない何人かの生徒の存在(傍若無人な振る舞い)、学校攻撃と非協力の保護者や地域住民、小学校の学級崩壊の延長といったことが多いが、管理職を含めた教職員のあり方、学校体…
教育課程と教育計画に対する捉え方は皆それぞれであったように思う。教育課程=教育計画と捉える人もいれば、教育課程は教育計画に含まれる、あるいはその逆と考える人もいたことだろう。 教育の目標を達成するために、教育計画の基本的な要素として教育課程…
現行の中学校学習指導要領は2002年に完全実施された。ゆとりの中で特色ある教育を展開し生きる力を育むことがねらいだったが、どこの学校でも同じ指導要領で教育活動を展開するわけだから特色なんか出せないとの声を多く耳にした。 そして10年後の今、…
全日中校長会総会は毎年5月に行われる。私は総会には何をおいても出かけようと考えていたので、修学旅行など特別な行事がない限り出席した。総会への出席に拘ったのは校長がかわれば学校が変わる。校長会が変わればこの国が変わるとの思いからだった。 足利…
随分昔のことだが、生徒指導の研究学校を訪問したことがある。この学校は研究の途中で学校が荒れてしまった。そこで、研究を一時中断し落ち着いたところで再開したとのことだった。 似たような話を何度も聞いたことがあるが、成果もあったが大穴も開いたなど…
現場に次々届く教育改革の報には、驚かされることが多かった。教育論議の行方が頻繁に報道され出すと、間もなく新たな教育改革の要旨が示されるといった具合だった。そして、指導要領に示された実践はうまくいかないことが多く、改革にかかわった人たちの中…
終身免許だった教員免許が、平成21年4月より更新制(有効期限を10年と定め、10年ごとに更新講習を義務づけ、免許が更新される制度)となり、大学などの教育機関で、「必修領域(教育の最新事情に関する事項)」が12時間以上、「選択領域(専門教科…
1922年(大正11年)、日本を訪れたアインシュタイン博士は、日本の文化や自然、国民性にふれ、「我々は神に感謝する。神が我々人類に日本という国をつくっておいてくれてたことを」と日本を絶賛した。 人情の細やかさ、誠実さ、心豊かで親切、思いやり…