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本来の姿を取り戻す

「みんなの心に輝く学校をめざして」取り組んだ学校経営、「生き生きとした学校生活のために」取り組んだ生徒指導で感じた課題の解消を念頭に置いて教育問題などを考えます。

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

◇順風満帆な家庭などない

生徒指導で保護者と話し合っていると、時々、我が家はダメな家庭、とても惨めで皆様に顔向けできないといった心境を吐露する方がいる。そんな時私は必ずこのように話した。世の中順風満帆な家庭などない。どこの家庭でも他人に話せないことが一つや二つ、あ…

◇真の日本人に

今は国際化の時代と言われ、国際舞台で活躍している人も少なくはありません。国際化の時代に生きていくには、語学も大切だが、もっと大切なのは、日本人としての誇りや自信をもった真の日本人になることではないかと思います。 人情の細やかさ、誠実さ、心豊…

◇改革には勇気が

教育界ほど改革に消極的なところはないと感じている。民間会社なら、改革をためらっているようでは業績を上げることができないばかりか、倒産の憂き目にあうことだってある。それがないせいだろうか、突出を避け横並びを志向する習性が染みついてしまったか…

◇会議は研修の場でもある

年度末・始はどこの学校でも会議が多くなる。本校の会議ではかなり意見が出されとてもよいと思う。一人一人が思うところを存分に披露したなら、それによってみんなの認識も深まる。人間には、自分の世界に納まろうとする傾向があるように思う。自分の殻を破…

◇日本人は無規範ではない

「あなたの宗教は」と問われれば、日本人の多くが無宗教と答えるのではないかと思う。そう答えても、日本人は違和感をもたないのだが、キリスト教徒やイスラム教徒のように、宗教が生きる規範となっている外国人には理解できないことのようだ。無宗教=無規…

◇苦しさも楽しめ

私が入門している道場では、週に1回特別練習をします。冬場の特別練習はとても苦しく、ふらふらになってしまうこともしばしばです。この練習には中学生以上が参加できます。 最高齢の参加者は70歳です。仲間がいるからこのきつい練習に耐えられる、生きて…

◇善人になるには

何の本だったか思い出せないのだが、「人間の心には悪い心と良い心が混在している。だから良い人間になるためには、良い行いを積み重ねることである。そうすれば、悪い心が住めなくなる」と書かれていた。実に単純な言い回しに感動してしまった。 昔テレビで…

◇子どもの手本であってほしい

教職について数年の頃だったが、宴席で超難関大学の学生が「うちの大学には馬鹿がいっぱいいる」と話した。優秀でなくては入れない大学なので、周囲には怪訝な表情があった。学生は「勉強ができただけですよ」と付け加えた。どんなことを指して馬鹿と考えて…

◇高齢化社会

年金や医療費など、高齢化社会がもたらす公的負担の増大、そして、それを支える就労者世代の負担を憂えるような報道には高齢者は社会のお荷物と言っているようで、情けない気持ちにさせられる。家族や社会に貢献してきた高齢者への感謝の心を忘れた冷たい姿…