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本来の姿を取り戻す

「みんなの心に輝く学校をめざして」取り組んだ学校経営(足利市立中学校)、「生き生きとした学校生活のために」生徒指導主事として取り組んだ生徒指導で感じた課題の解消を念頭に置いて教育問題などを考えます。

2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

◇栃木・教職員評価(4)…学習指導

行動規準表の「能力・行動」欄の評価項目には、少人数や不登校などの加配教員、教務主任、副担任、校務分掌が軽減されている職員(新採職員など)には評価しにくい項目があるが、除外できないので無理に評価している。また、双方向性の基盤となるべき評価者…

◇栃木・教職員評価(3)…評価に隔たり

本格実施の2年間(21・22年度)の教職員評価では、評価者の評価と被評価者の評価に、大きな隔たりが生じたこともあった。「目標・成果」欄に記された自己目標には、評価規準が評価者と被評価者の話し合いによって設定されるので少なかったが、「能力・…

◇子どもを通わせたくなる学校

母校に子どもを通わせたい、と同級の卒業生が口々に話しているという話を聞いたことがある。厳しい学校ではあったが、そのお陰で今の自分があるとの強い思いを皆がもっていた。 卒業生だけでなく、教職員も子どもを通わせたいと思うような学校なら最高の学校…

◇栃木・教職員評価(2)…双方向性

栃木県の教職員評価は、行動規準表(県教委HPよりダウンロードして使用)に記された内容について、評価者と被評価者がそれぞれ評価し、双方向性をもたせる(評価が一致)ようにするのである。 行動規準表(教諭用)には、4つの評価区分(学習指導、生徒指…

◇生徒と一緒にいられる時間を

忙しくて先生方は机にしがみつくような生活を強いられている。仕事が増えることはあっても減ることはない。こんなことは間違いであると誰もが感じているのだから、ここらで真剣に考えなくてはいけないだろう。 小学校では、「先生、遊ぼう」と児童が声をかけ…

◇成績で人生は決まらない

今日は通信票が渡されますが、通信票には喜ぶ人がいればがっかりする人もいるものです。喜ぶ人には喜んでほしいと思いますが、がっかりした人には変な言い方ですが、がっかりしないでほしいと思います。 私の知り合いで互いに同級生の二人の人がいます。一人…

◇不登校Ⅲ…現職教育「不登校は必ず直る」

不登校の原因はそれぞれである。したがって、対応もそれぞれであり、不登校への対応に教科書はないと言われる。青竹で子ども打ちぬくような父親がいる家庭では不登校はない(不登校はなくても別の問題が起こる)かもしれない。不登校の対応は一様でないが、…

◇校長職は終着駅ではない

校長職を終着駅と考える人が世の中にはいるが、教職員の中に、あるいは校長自身にそんな認識があってはならない。校長にしかできないことがたくさんある。校長職は終わりではなく始まりだ。現場の思いを積極的に発言するなどして教育改革を推進し、国民の負…

◇「優秀な子どもにしよう」と思うな

保護者にこのような話を何度もした覚えがある。「子どもが親より優れていると思わないこと。とにかく子どもは親以下である」、「鳶(とんび)が鷹を生むことはない」、「大市民でなくていい。小市民で十分ではないか」、「自分の子は誠実に生きてわずかながら…