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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

教育

◇課題がなければ設定の必要はない

学校課題は大学生の卒業研究のような研究課題でもないし、研究学校で設定されるような研究主題でもない。教育活動を行う上で解決しなければならない課題があればそれが学校課題だろう。しかし、そう考える学校は少ないかもしれない。 「個性を生かし、課題に…

◇美しい柔道だった

リオデジャネイロのオリンピックで、柔道73㎏級で金メダルを獲得した大野将平選手を過去のブログ「強いだけじゃない」に書いたが、大野選手は東京オリンピックでも73㎏級に出場し、延長の末にジョージアのシャフダトゥアシビリ選手に優勢勝ちし2大会連…

◇分かり易ければ

現職最後の学校だったが、学校経営の方針について過去のブログ「学校経営(3)…努力の方向」に記した内容の一部を「みんなの心に輝く学校をめざして」と題した文書(A4-1枚)にして地域全戸に配布した。しばらくして全く意味が分からなかったとの声が届…

◇体育教師の人気はなくなっているかも

教員採用試験の競争率が年々下がっていることを過去のブログで取り上げたが、教員志望者減は相当なもので、産休や育休、休職の補充がいつになってもできなくて困っている現場は少なくないようだ。 母校の剣道部に入部した国体選手(少年の部)が何人もいたが…

◇破滅への道を歩んでいる

精神疾患で休職した令和元年度の公立学校の教員数が5478人(昨年12月、文科省公表)となり過去最多になった。現職だった頃も5000人を超えていたが、過去10年間の平均は5143人である。 2000年に入った頃は2500人程だったが、10年も…

◇教職員数の改善が必要

大規模校ばかりではなく、いずれ小規模校にもと考えていたので、小規模校への異動が決まった時にはしっくりした気持ちだった。2年間で認識を新たにしたことが少なからずあったのでよかったのだが、異動1年目の1学期は特に大変で、1年もたずに死ぬのでは…

◇若い教師に押しつけない

40年近くも前のことだが、新規採用されて赴任したのに1学期途中で学校に出て来なくなり、わずか5ヶ月で退職してしまった教師がいた。 講師としての経験もない教師なので、専門教科の指導だけでも簡単なことではなかっただろうに免外教科も担当させたので…

◇家庭訪問はなくなるだろう

年度末の多忙な時期だったが、新型コロナウイルス対策として臨時休業に入ったことで、指導内容が終わらなかった、感動的な卒業式ができなかった、離任式ができなかったなど、全国の学校は相当に戸惑ったことだろう。感染防止対策は今後も必要があり平常には…

◇報道の力を借りる(3)…地元の新聞・テレビ

教育活動が地元の新聞やテレビで報じられると学校の理解者応援者が増えていったと過去のブログに書いたが、学校は報道機関に情報等を届けて報道してもらう取り組みを大事にすべきだろう。 暴力やいじめなどの問題が報じられる時は、その概要とともに学校態勢…

◇その気になればできないことは少ない

何かを変えようとするとそれを望む人もいるが望まない人もいる。そんな時にはどうしてそれが必要なのかを丁寧に説明し納得してもらえるまで待つようにする。学校現場はそうやって物事を進めることが大事で上意下達のような方法ではいい結果を生まない。 何年…

◇郷に入っては郷に従う

15年程前になるが、姉妹都市であるイリノイ州スプリングフィール市に中学生18名を引率して訪問した。アメリカ人などには適度に間合をとって近づかないようにしてきた人間が私的な旅行ではない訪米など思いも寄らないことだった。 こんなことではアメリカ…

◇寛仁大度

人の上に立つ人間には寛大さが必要だが、人を厳しく責め立てるような人間も中にはいる。そんな管理職は教職員の手本にはならないし学校経営には失敗するだろう。教員の世界だけでなくどこでも同じではなかろうか。 「このハゲー!」などの暴言で世間を騒がせ…

◇学校理解に効果あり

教育活動を学校、保護者、地域が一体となって進めていければと考えていても簡単にはいかない。学校の考えやこれからどう進もうとしているのかを保護者ならPTAの会合や学年部会などで直接話を聞いたり、配布された文書でそれを知ることができるが、地域住…

◇校長室だより

教職員向けに校長室だより(A4-1枚、月1回程度)を作成していたが、学校経営に大いに役立った。校長が考えていることは教職員だけでなく、保護者に知ってもらうことも必要と感じたので、保護者には2回分をA3にして配布した。 学校では学年から学年だ…

◇要望がなければ要請しない

教育現場には教職員の負担を軽減するという意識に欠けると過去のブログで書いたが、相変わらずなのかもしれない。久しぶりに顔を合わせた現職教員に、いつ頃退職したのかを問われたので、その年度を告げると、「いい時に辞められましたね。今はもっと大変で…

◇いかに短く話すかは重要

校長が生徒に話をする機会は少なくない。修学旅行、遠足、林間学校、マイチャレンジ、合唱コンクール、体育祭、部活動激励会などでの挨拶や講評は相当な数になるが、前もって準備をしその場の思いつきで話すようなことはしなかった。 初任から数えると15人…

◇世話になったらお礼を言う

台湾へ行ったり迎えたりして交流を深めている台湾人が何人もいるが、彼らは律儀で親日的である。義理とか人情といったものは古い時代の遺物のように言う人がいるが、義理人情にしばられない人が多くなっているのかもしれない。私の周りには日本が失いつつあ…

◇教育行政には現場の視点が必要

2007年(平成19年)10月、地元代議士の政策秘書の案内で文科省に出向き、教育現場で感じていること(詳細は過去ブロ「教育建言」)を初等中等教育企画課長と企画課総務係長に述べた。官僚が校長や教頭として出向できるようにと特にお願いし話を終え…

◇志望者激減は当然である

平成30年度の教員採用試験の競争率を過去のブログ「躊躇している暇はない」で取り上げたが、12月24日、令和元年度の結果を産経新聞が報じていた。 それによると、小学校教員の競争率が8年連続減少して過去最低の2.8倍(中学校5.7倍、高校6.9…

◇生かされている存在だから

あの時川でどうして溺れ死ななかったのか。バイクで転んで何メートルも吹っ飛んだのになぜ、すんでのところで回避できた交通事故など、死んでいても不思議ではなかったと思う事がいろいろある。 そのことを考えると、自分には何か分からないがやることがある…

◇生きる理由をもち続ける

10月24日の「朝晴れエッセー(産経新聞)」に、元大統領の伝言と題した21歳の女子学生(立命館大学)の文章が掲載されていた。 この学生はメキシコに留学中、世界一貧乏な大統領と呼ばれたウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領についての逸話を級友から聞…

◇躊躇している暇はない

過去のブログ「尊い仕事なのだが」で、教職員を含め教育関係者には多忙な教育現場を改善するという気概に欠けていたと書いたが、益々忙しくなっている状態らしい。 精神疾患による休職者が5千人になる状況であれば、精神科で薬を処方されている人はその何倍…

◇ブラックでは悲し過ぎる

部活動指導や生徒指導、保護者への対応、校務分掌などのために大幅な超過勤務を強いられ、身も心も磨り減らす教員の実態が明らかにされている。聖職と言われた教職も今ではブラックと言われるようになってしまった。 教育現場の多忙感は初任の頃から感じては…

◇平和学習って必要なのか

栃木県の中学校の主な修学旅行地は、奈良・京都で2泊3日の行程だろう。教職最後となった学校では大阪・京都になっていて、大阪と京都に宿を取っていたので大阪からの移動(班別)に時間もかかり、京都では僅かな場所しか見学できなかった。 そこで、旅行地…

◇気持ちだけで十分である

教職について初めての異動の時には同僚だけでなく、よく行った飲み屋さんやそこでしばしば一緒になった他校の先生など、たくさんの方から餞別をいただいた。私も餞別を贈ったのでそういう地域だったのかもしれない。 2校目となった異動先は初任校から遠く離…

◇そういう気遣いは無用

現職最後の頃は旅費が毎年のように削減され、また、旅費支給に細かな制約もあり、県外や泊を伴う遠隔地での研修にはほんの僅かの職員しか出張命令が出せない状況だった。教育研究会や先進地視察など、為になる出張は少なくない。経済が好転しなければ旅費の…

◇深刻な問題になっている家庭は少なくない

インフルエンザの大流行が続いている。今年は平成11年(集計開始)以降で患者数が最多なのだそうだ。多くの学校で学級閉鎖の措置をとっているが、学級閉鎖の判断基準は以前は20%の罹患者だったが、今では25%になったようである。30人の学級ならば…

◇危険予知の目が曇っていたら

6月18日朝に発生した地震(大阪北部地震)で登校中の小学校4年の女子児童が倒れてきたブロック塀の下敷きになり死亡した。ブロック塀は女子児童が通っていた高槻市立寿栄小学校に設置されていたもので、基礎部分(1.9m)にブロックを積み上げ、高さ…

◇あの時を明らかに…それが遺族の願いだろう

4月26日、石巻市立大川小学校の児童23人の遺族が市と県に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が仙台高裁であった。裁判長は震災前に津波の危険性を予見できたとし、学校は危機管理マニュアルの改訂を怠り市側も是正しなかったとして事前防災が不十分だっ…

◇校長自身が誇りに思える学校をつくらねば

教頭はやり甲斐のある仕事だが、校長はもっとやり甲斐がある。在職中、それまでの教職経験、人生経験はこの時のためにあったと感じたくらいである。若い頃から思い描いてきた学校経営にほとんど制約なく取り組めるのである。 校長は実務者ではないので一人で…