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本来の姿を取り戻す

「みんなの心に輝く学校をめざして」取り組んだ学校経営、「生き生きとした学校生活のために」取り組んだ生徒指導で感じた課題の解消を念頭に置いて教育問題などを考えます。

2014-01-01から1年間の記事一覧

◇定例校長会議…教職員への伝達

足利市立小中学校の校長が出席する定例校長会議は、年10回(8月と3月を除く。定例教頭会議は年3回)開かれる。教職員に伝達しなければならない内容については、校長から職員会議などで口頭で伝えられることが多い。 校長の会議メモや資料の回覧をしても…

◇悩みや不安があってはいけないのか

研究会や会議などで、生徒の悩みや不安の把握と解消という言葉が出てくる度に違和感を感じていた。悩みや不安は悪、周囲の大人が解消してやるべきことと認識しているように感じたからである。 悩みや不安のない人はいない。そのままにしておいてもかまわない…

◇生徒指導(14)…卒業期の指導

3学期に入ると、中学校では3年生の卒業に向けた取り組みを始める。生徒を見て学校を判断してほしいと考えている教職員にとって、立派な卒業生の姿は3年間の教育活動の成果であり誇らしく思えることだろう。 卒業の日が迫るにつれ、卒業したくない、この学…

◇学級閉鎖をしない対応ができたらいいが

めっきり寒くなり、空気も乾燥していて、いよいよインフルエンザ流行の季節になった。罹患者が出てくると登校を遅らせたり、早帰りにしたり、中学校では部活動を中止したりして予防に努めるが、更に罹患者がでれば学年や学級を閉鎖(臨時休業)することにな…

◇流行語なのか…集団的自衛権

2014年の流行語大賞には、お笑いコンビ「日本エレキテル連合」のギャグ「ダメよ~ダメダメ」と、「集団的自衛権」の2語が決まった。 誰がどのように決めたのだろう。集団的自衛権は国の安全保障の根幹に関わることであり、流行語として笑って済ませるも…

◇少子化対策

子どもを産みたいのに産めないのは保育園不足だけではない。待機児童問題を解消しても難しいだろう。また、経済的に苦しいという状況もあるが、それだけではない。 幼子のいる共働きの夫婦なら、子どもが具合が悪くなった時、子供を預かってくれるところがな…

◇景気対策…高速料金割引の改定

高速料金の割引を早急に見直すべきである。 政治家は移動に費用がかからないこともあるので、庶民の気持ちが分からないのかもしれない。大都市と違って地方では生活にも観光にも車が必要である。遠距離の移動には高速道を使うが非常に高い。 休日ならどこま…

◇生徒指導(13)…家事手伝いをさせよう

20年くらい前のことだが、学年集会(中学1年生)で家で決まった仕事がある生徒の挙手を求めると、挙手した生徒は半数に満たなかった。やらせる仕事がないという声も耳にしていたが、少なすぎると感じた。 子どもだって家族の一員である。お客さんではない…

◇今が一番強い

平成26年度の全日本選手権優勝者は、筑波大学3年の竹ノ内佑也(4段)選手である。学生の日本一は、国士舘大学の川添選手以来で、43年ぶり史上最年少での優勝だった。 今回出場の64名の選手は、4段が15名、5段25名、6段22名、7段2名だった…

◇剣道試合・審判運営要領の確認

審判に出かける時には「剣道試合・審判規則及び細則」だけでなく、「剣道試合・審判運営要領」も確認する。また、「剣道試合・審判・運営要領の手引き」の確認も大事である。 - - - - - - - - 剣道試合・審判運営要領 ※下線 は、「剣道試合・審判規…

◇剣道試合・審判規則の確認

剣道の審判は難しい。剣道歴は50年を越え数多く審判を経験しているが、自分の審判に満足して帰宅できる日は少ない。 適正公平、妥当な審判をするために審判記録帳を作り審判の反省などを書き残している。自分の審判の癖、留意すべきこと、どんな心持ちが重…

◇授業の充実

皆さんは学校生活のほとんどを授業で過ごしています。したがって、1時間1時間の授業を充実させていくことはとても大切です。 授業を充実するにはどうすればよいのでしょう。立派な先生を集めても無理だろうと思います。アメリカの高校に留学した16歳にな…

◇旧足利市歌(3)…復活できたらいいが

旧市歌が生徒に好評だったことは以前にも書いたが、教えがいのある歌だった。歴史や自然、市民の心情などが盛り込まれ、「足利 足利 わが足利市」を大きな声を出して歌いたくなるのである。 現在の市歌は旧市歌に比べ郷土色という点で物足りなさを感じる。「…

◇PTA役員の代理を可能にしたら

多くの学校で生徒減の状況が続いているため、PTA会員も減少し役員の選出で苦労している学校は少なくない。何でもそうかもしれないが、困難な状況は現状打開の好機でもある。 どこの学校でもPTAの役員、特に会長の引き受け手は少なく会長の選出には苦労…

◇生徒指導(12)…幸せの風景

ゲームや塾、少子化、あるいは安全上の問題があってか、外で遊ぶ子どもの姿を見かけなくなり、また、子ども同士で仲良く遊べない子どもが増えているといった実態が指摘されて久しい。子どもの声が消えた町では、寂れていくような何となく哀しい気分になるの…

◇広島平和宣言(4)…政府批判にうんざり

2014年の平和記念式典が終わり1ヶ月が過ぎた。今回の反省、来年の式典はいつ頃から検討されるのだろう。 市長という立場を逸脱したような内容の平和宣言が世界に発信されれば、昨年のイスラエル高官のようなことが起こる。広島のような悲劇を二度と繰り…

◇生徒指導(11)…対教師暴力には

教職員の一貫した指導が功を奏し荒れをほぼ克服していた学校だったが、赴任して間もなく、今後対教師暴力には即110番で対応すると宣言した。 教職員を前に宣言した前任校でも西中でも教師への暴力はなかったが、暴言はあり気を緩められない状況があった。…

◇教育委員会制度改革

市長が教育に口を出し、それによって市内の教育が混乱した話をいくつかの地域で耳にした。強固な意志、信念、覚悟をもった教育長や校長であったとしても市長の絶大な権限には抗しきれないのだろう。 教育委員会制度改革がうまく機能すればいいが、そうでなけ…

◇死刑は国民が支持している

本日2名の死刑が執行されたことが報じられたが、死刑の執行では、◯◯政権になって何回目、合わせて何人になったというような報道がされたりする。政権批判と受け取れるような扱いをして執行に圧力をかけるような報道には疑問を感じる。 法手続に則り執行する…

◇こんな場面の放映はやめたらいい

甲子園大会のテレビ中継を見ていて気になることがある。それは、負けた学校の選手達の砂の袋詰めと号泣とも思えるくらいの悔し泣きである。 砂の袋詰めについては以前も取り上げたが、もう止めるべきである。あの姿はどう見ても美しくない。砂を持ち帰りたい…

◇長崎平和宣言(2)…あんな式典なら止めた方がいい

今年も以下のような内容のメールを長崎市に送った。 - - - - - - - - [広島、長崎の原爆以降、戦争で核兵器が使われなかったのは、被爆者の存在とその声があったからです]と述べていますが、本当にそうでしょうか。朝鮮戦争で使われなかったのは被…

◇家庭の約束事

市には市民憲章、学校には校則(心得)、道場には道場訓、族などと呼ばれる者にも掟というものがあるが、家庭はどうなのだろうか。家庭の約束事(家訓など)が話題にされるようなことはほとんどない。 新規採用で勤務した中学校長の父親は、「若き時惜しんで出…

◇生徒指導(10)…口は災いの元

言動による生徒間のトラブルは少なくない。中学生ではないにしても、言動によって傷害や殺人事件が発生しているこの国の状況を考えれば、生徒に指導しないわけにもいかない。 A君がB君に、C君の悪口を言い、B君は聞いたことを胸の中にしまっておけばいい…

◇自信や誇りをもって

自信とは、自分の力を信じられることですが、学校には自信がもてるようになる活動がたくさん用意されています。学校行事や部活動、定期テストや漢字コンテストなど、自信がつく体験はいくらでも味わえると思います。 昔数学ができなくて、死んでしまおうかと…

◇河野談話(2)…本人なら撤回できる

河野談話の検証結果が公表(平成26年6月20日)されたが、元慰安婦の聞き取り調査では、裏付け調査もせず、また、談話作成時に韓国と文言調整していた事実、そして、そのことを非公表とする約束など、談話はずさんで国民を愚弄する背信行為だった。 安倍…

◇生徒指導(9)…注意は素直に受けよう

注意されるのは誰しも気持ちのいいものでないが、注意されないのも嫌なものだろう。 昔、突っ張り生徒が「先生は俺を無視している」と腹を立てていた。聞いてみると、「自分を注意しない」というのだった。この生徒は悪いことをしたらきちんと注意をしてほし…

◇管理職の指示で動く学校では

教職経験が10年にもなれば、概ね何をどうするかくらい分かる。まして15年、20年の教職経験ともなれば、管理職の考えを聞くことはあっても判断を仰ぐようなことは滅多にない。 些細なことにまで管理職が一つ一つ指示を出すような学校を耳にしたことがあ…

◇誇りにされる学校にしなければ

校長に昇格(平成16年9月30日)して間もなく、足利北中を県内169校の頂点に立つような学校にすると学校内外に公言した。 校長によって学校は変わるが、それは主に教職員の努力と力の結集によって変わるのである。校長に気概がなければ、意図した改革…

◇中学生くらいならまだしも

スポーツ選手や芸能人など、世の注目を浴びるような人はテレビ出演や取材を受ける機会が多いが、受け答えをきちんと教えられていない人が多いと感じている。 「最高のパフォーマンスを見せれるように…」とか、「見ている人に感動を与えるような…」といったコ…

◇愛国心は培われるもの

「愛国心は誰もが自然にもっている。国際大会などで日本人選手を応援する気持ちが自然に湧いてきたり、応援に熱狂する国民の姿はその証である。したがって、取り立てて愛国心を論じる必要はない。」といった声を耳にしたことがあるが、愛国心は本当に誰もが…