林芳正外務大臣が王毅外相との電話会談(11月18日)で訪中を打診され検討しているとのことだが、今この時期に訪中することがあってはならないだろう。どんな理由があっても国民や世界から理解されないような気がする。
韓国国防相とシンガポールで会談(令和元年6月1日)した岩屋防衛大臣が満面の笑み浮かべ握手している姿に、多くの国民は激怒したことだろう。自衛隊機へのレーダー照射を認めず、逆に自衛隊機の飛行を非難している状況の中にあって防衛大臣の態度として黙認できるはずもなく自衛隊員の命を軽視している証拠としか思えなかった。軽蔑されて当然だろう。
林大臣も訪中したら岩屋大臣と同じく猛批判されることになる。いずれ総理にと考えているようだが絶対に無理だろう。岸田総理もただじゃ済まなくなる。今問われているのは経済や外交などの問題ではなく人権である。
どんなに訪中が正しいことであっても国民の信頼を失ったら終わりである。賢明な判断をしてほしいものだ。 (2021.11.25)