にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村

本来の姿を取り戻す

「みんなの心に輝く学校をめざして」取り組んだ学校経営、「生き生きとした学校生活のために」取り組んだ生徒指導で感じた課題の解消を念頭に置いて教育問題などを考えます。

2016-01-01から1年間の記事一覧

◇批判や誘導のために使っていないか

全教室に国旗を掲げたことは過去のブログで取り上げたが、教室に国旗を掲げることについて教職員の意見を求めると、国旗に対する日本の国民感情からすると望ましくないとの反対があった。国旗を忌避するような国民感情があるとは思えなかったが、掲げてみて…

◇報道の力を借りる(2)…産経抄

卒業式も終え春休みも間近になった頃、以下のような文書を送付すると、4月に入り産経抄子さんが西中学校を訪れた。 産経抄子 様 …………………………………… ………………… 過日の産経抄では、読まれた方から励ましの言葉をいただきました。本校の実践が世の中に発信されたこ…

◇報道の力を借りる(1)…産経抄

定年退職まで2カ月余りとなった平成23年の1月、教育現場の思いを報じていただくために退職記念に作成した冊子「みんなの心に輝く学校をめざして」とともに、以下のような文書を産経新聞社に送付すると、間もなくコラムで取り上げられた。 産経抄子 様 ………

◇おもてなしの心に触れた大会だった

平成28年のねんりんピック剣道交流大会は、長崎県の五島市で行われた。昨年(山口県開催)は予選決勝で敗れ、出場は叶わなかったが、今年は行ったことがない五島市なので出場できることに一層の喜びを感じた。 2年前の大会は、栃木県開催だったので3チー…

◇学校不信を招くことになっては

宿題は、クラスや学校によって内容などに違いがあって当然とは思うが、それが適切かどうかを学校は正しく判断しなければならない。 「自分の子どもが通う小学校の宿題が多すぎる。友だちのところ(友人の子どもが通う他の小学校)はすごく少ないのに」と話す…

◇公務員のように有給休暇が取れたら

総理が企業に給与の引き上げを要請しているのはとてもいいことだと思う。今後も引き上げを要請してほしいものである。 随分前の新聞に、政府や経済界が「プレミアムフライデー」構想の導入を検討しているとの記事があった。月末の金曜日の午後3時に退庁・退…

◇一生の思い出になるだろう

平成28年7月、国体候補選手の強化のために3年ぶりに韓国を訪問した。日本の高校生との剣道交流ということで、5校の高校生が集まってくれた。遠くは高速道路を使って3時間もかけて来てくれたのである。 前回も感じたことだが、韓国の高校生はとても強い…

◇平日割引もしたらいい

休日の高速料金がどこまで行っても千円だった頃は、いろんな場所で渋滞が発生するなど、休日はいつも混雑していたように思う。 現在は休日どこまで行っても3割引だが、もう少し安ければと考えている人は多いだろう。しかし、平日は割引がないので、そのこと…

◇強いだけじゃない

リオのオリンピックで、柔道73㎏級の金メダルに輝いた大野将平選手は、アゼルバイジャンのオルジョイ選手に勝った瞬間、にこりともせず万歳もガッツポーズもしなかった。 前回のロンドン大会では男子柔道に金メダルがなかったので、2大会ぶりの金メダルで…

◇2期8年のアメリカよりいいかな

自民党総裁の任期延長に関しては、ニュースでもしばしば取り上げられているが、早期決着のために議論が盛んに行われているのだろうか。読売新聞(平成28年8月26日)は、小泉進次郎議員が「なぜ今なのか分からない。急いで議論するべきことがそれか」と…

◇堂々としている姿が見たい

2016年の夏の甲子園大会は、21日の作新学院対北海の決勝戦をもって終了した。今年はオリンピックと重なりいつもより注目度は低かったかもしれない。 テレビを見ていていつも感じることだが、負けたチームの選手が袋に砂を詰める行為を止めさせたい。そ…

◇長崎平和宣言(4)…もういいよと言われる日が来るかも

長崎平和祈念式典における平和宣言、平和の誓いに疑問を感じた人は少なくなかったろう。国民が反発するような内容は盛り込むべきではない。広島を見習うべきだろう。 - - - - - - - - ▽平和宣言の以下の内容には疑問を感じる。 [日本政府は、核兵器…

◇勤務心得

年度当初の職員会議では、過去のブログ「生徒指導(6)…職員申し合わせ事項」に記述したような独特の申し合わせをする学校もあるが、多くは勤務心得、あるいは服務心得として各学校が作成した内容の確認で大きな差異はないだろう。 以下の勤務心得は教頭と…

◇こんな学びもある

人の評価をその人の周囲の人が行えば、大半は可もなく不可もなく、肯定的評価や否定的評価は僅かといったところが普通の人の評価だろう。ほとんどの人にいい評価をされる人は稀だが、その逆も稀だろう。教職員の評価も同じではなかろうか。 否定的評価をされ…

◇生徒指導(33)…放任と同じではないか

子どもが小学生の頃まではそれなりの手をかけてきたのに、中学生になると、「大きくなった、もう大人だ。判断力はついているはず」などと放任する保護者がいる。体は大きくなり、大人と同じようになっても心の面はそうではない。逆に、心の面では手がかかる…

◇天が与えた試練だったのかも

第2次安倍政権が発足して3年半が経過したが、政府与党への国民の支持は安定しているように思う。この度(平成28年7月10日)の参院選挙も圧勝ではなかったものの与党の勝利で終わった。安全保障関連法の廃止を掲げ、改憲勢力が3分の2以上の議席を占…

◇学校の状態は避難訓練でも分かる

防災指導のために多くの学校は年に2回の訓練(4月か5月に1回目、11月か12月に2回目)を行っていることだろう。年1回以上の消火訓練、避難訓練、通報訓練が義務づけられているため、1回目に避難訓練と通報訓練、2回目に避難訓練と消火訓練といっ…

◇教職員による管理職評価が必要である

同僚が評価する教職員の評価は管理職より厳しく確かなことも多い。したがって、同僚の評価を考慮して教職員の処遇を行うことは重要である。特に管理職の登用では重要だろう。 ある学校に教職員から全く信頼のない教頭がいた。しかし、校長になってしまった。…

◇全日中校長会(5)…存在すら知られていない

現職の頃なら総会に出席したり、会報を読んだり、校長会の動向を多少なりとも把握することができたが、退職後は情報も入らなくなる。教職経験がない人達には何をしているかなど全く分からないし存在自体も知らないだろう。 学校で発生した事件や事故、教育問…

◇起立できないなら教職を続けるべきではない

最高裁は、卒業式の国歌斉唱で起立しなかったことを理由に停職処分を受けた元教員2人の処分取り消しを求めた裁判で、都側の上告を退ける決定(5月31日付)をした。 2人(元養護学校教員「66歳」と元中学校教員「65歳」)は、2007年3月、それぞ…

◇潔さは日本人の美徳である

政治資金の私的流用、公私混同を追及され続けた東京都知事がついに辞職することになった。2度の離婚や愛人、過去の言動、著書など、諸々のことが暴露され人間性にまで話題が及んで多くの人を呆れさせてしまった。 現在の奥さんとの間に生まれた2人の子ども…

◇会議が多い学校にしてはならない

年度当初は仕方がないとしても、年中会議が行われるような学校は教職員にとって苦痛であり、働く意欲も削がれるのか、自分の経験では活力のある雰囲気のいい学校はなかった。生徒指導上の問題もしばしば発生した。 生徒と教師が一緒にいられる時間が短くなる…

◇親は尊敬の対象

退職して何年も経つと、「今頃学校は…」と考えることも少なくなるが、年度が変わる頃は学校を懐かしく思い出す。 現職最後の中学校に赴任して初めての入学式(平成20年度)だったが、新入生に述べた以下のような内容のところで、せせら笑うような保護者の…

◇信なくば立たず

東京都知事の政治資金の私的流用には驚くばかりである。甚だしい公私混同の実態に都民だけでなく多くの国民が呆れたことだろう。 様々な報道から感じることは、若い頃からの不誠実、且つ利己的な生き方を改めることなく続けてきたということである。批判を浴…

◇不正に道を譲ったら

三菱自動車の燃費不正、空港の耐震化工事(液状化防止)のデータ改竄、強固な地盤まで杭が届いてなかった横浜の傾きマンション(杭データの偽装と施工不良)などには呆れるばかりである。 不正はやがて明らかになり、牛肉偽装事件で廃業した雪印食品、料理の…

◇生徒指導(32)…意識の問題と嘆いているわけにもいかない

中国で何年も暮らしている人ならともかく、観光で何日間か滞在したくらいではたくさんの車が行き交うあの広い道路の横断は難しいだろう。 仲間達が道路を横断し、一人取り残された時は横断することができず、中国人の集団に加わり何とか横断したのである。 …

◇見過ごすことはできない

常磐道で起きたバスと乗用車の正面衝突事故(平成28年5月4日)は、乗用車に乗っていた母親と6歳の子どもが死亡する痛ましいものだった。 事故現場は片側1車線で中央をポールのみで仕切った対面通行部分である。高速道路での対面部分は、対向車が中央を…

◇江田島五省

結婚式で江田島五省を引用して祝辞を述べられた方がいた。興味深い内容だったのでその方に挨拶し話を聞かせてもらった。後日、額に納められた五省が届いた。 〇至誠に悖(もと)るなかりしか (誠意に欠けたことはなかったか) 〇言行に恥づるなかりしか (恥…

◇生徒指導(31)…家庭の指導力を生かす

大都市のことはよく分からないが、地方では登下校や部活動などの移動手段に自転車を利用することが多く、ヘルメットの着用を義務づけている。何十年の歴史があるのでヘルメットの有用性に疑問をもつ人はいない。 車に撥ね飛ばされ、見ていた人が命はないなと…

◇恒産なくして恒心なし

連日のように報じられる事件には辟易する。乳幼児の虐待や殺害、死体損壊遺棄、妻、親、祖父母の殺傷など、衝撃的な事件ばかりである。 たくさんの事件の中で特に強い憤りを感じるは、抵抗すらできない乳幼児や集団でのむごい仕打ちなど、卑怯極まりない犯罪…