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本来の姿を取り戻す

「みんなの心に輝く学校をめざして」取り組んだ学校経営、「生き生きとした学校生活のために」取り組んだ生徒指導で感じた課題の解消を念頭に置いて教育問題などを考えます。

みんなの心に輝く学校

◇報道の力を借りる(3)…地元の新聞・テレビ

教育活動が地元の新聞やテレビで報じられると学校の理解者応援者が増えていったと過去のブログに書いたが、学校は報道機関に情報等を届けて報道してもらう取り組みを大事にすべきだろう。 暴力やいじめなどの問題が報じられる時は、その概要とともに学校態勢…

◇報道の力を借りる(2)…産経抄

卒業式も終え春休みも間近になった頃、以下のような文書を送付すると、4月に入り産経抄子さんが西中学校を訪れた。 産経抄子 様 …………………………………… ………………… 過日の産経抄では、読まれた方から励ましの言葉をいただきました。本校の実践が世の中に発信されたこ…

◇報道の力を借りる(1)…産経抄

定年退職まで2カ月余りとなった平成23年の1月、教育現場の思いを報じていただくために退職記念に作成した冊子「みんなの心に輝く学校をめざして」とともに、以下のような文書を産経新聞社に送付すると、間もなくコラムで取り上げられた。 産経抄子 様 ………

◇親は尊敬の対象

退職して何年も経つと、「今頃学校は…」と考えることも少なくなるが、年度が変わる頃は学校を懐かしく思い出す。 現職最後の中学校に赴任して初めての入学式(平成20年度)だったが、新入生に述べた以下のような内容のところで、せせら笑うような保護者の…

◇今年も立派だった…三重・山前地区の成人式

足利市の成人式(新成人1448名)は、1月10日(日)、午後1時30分より9つの会場に別れて行われた。三重・山前地区(221名)の会場は西中学校である。三重小、山前小の担任、西中学校卒業(平成22年度)時の校長、学年主任、担任がご案内をい…

◇働くことは修行である

栃木県の中学校は、2年生(が原則)でマイチャレンジ体験学習を行っている。社会体験を通じて地域の人達との関わりや労働することの意義などを学ぶのである。 体験学習の内容は、勤労生産活動、文化芸術創作活動、福祉ボランティア活動、職場体験活動などで…

◇子どもを育てるための提言

市内の小学校の出来事として、「再三の注意にもかかわらず授業妨害をする児童を厳しく叱責すると、[殴るなら殴れ、教育委員会に言うから殴れ]と開き直り、先生が当惑してしまった」との記事(両毛新聞)に驚いた北指連(足利の北中地区児童生徒指導連絡協…

◇立派な式だった…三重・山前地区の成人式

足利市の成人式が、1月11日(日)、午後1時半から9つの会場に別れて行われた。三重・山前地区の新成人の希望で、三重小、山前小の担任、西中学校卒業(平成21年度)時の校長、学年主任、担任がご案内をいただき出席した。 受付が始まり間もなくすると…

◇授業の充実

皆さんは学校生活のほとんどを授業で過ごしています。したがって、1時間1時間の授業を充実させていくことはとても大切です。 授業を充実するにはどうすればよいのでしょう。立派な先生を集めても無理だろうと思います。アメリカの高校に留学した16歳にな…

◇自信や誇りをもって

自信とは、自分の力を信じられることですが、学校には自信がもてるようになる活動がたくさん用意されています。学校行事や部活動、定期テストや漢字コンテストなど、自信がつく体験はいくらでも味わえると思います。 昔数学ができなくて、死んでしまおうかと…

◇意味ある人生は

大学時代の恩師モリー・シュワルツと元学生が16年ぶりに再会した。そして、その後死の床にある恩師と元学生の二人きりの授業が行われた。元学生はこの授業を本にすると、アメリカはもちろん、世界的なベストセラーとなりました。本の名は、「モリー先生と…

◇意見をしっかり述べられる人間に

皆さんは、学級などで積極的に意見を述べるよう心がけていますか。国民性なのかもしれませんが、日本人は意見を述べる人が少ないようです。 私は発言の機会があれば必ず発言するようにしています。この世の中を変えたいと思っているからです。以前は発言の前…

◇家族を大切にし教師を敬う

相変わらずびっくりするような事件が頻発しています。私は、どうしたらこの国を変えることができるのかと考え続けています。そして今は、どうしたらよいかが少し見えるようになりました。日本人誰もが、それぞれの立場で、それぞれのやるべきことがあるとい…

◇掃除で心を磨く(2)…ピカピカの便器に感動

平成22年6月20日(日)、「足利掃除に学ぶ会」のご指導の下、西中学校のトイレ掃除を教職員の現職教育として行った。先ずは教職員が体験し、その後は生徒の参加を呼びかけて徐々に学校全体の取り組みへと広げていく。そのためには生徒に強要するような…

◇修学旅行は連泊がいい

平成22年度から西中学校の修学旅行は、大阪と京都から奈良と京都に行き先を変え京都連泊にした。21年度までは大阪と京都にそれぞれ1泊だった。 大阪泊はUSJ見学のために必要だった。そのために朝5時半頃の始発電車で足利(山前駅)を出るのである。…

◇スキー教室より林間学校がいい

平成21年度、西中学校の2年生の宿泊学習(2泊3日)を、それまでのスキー教室(1月)から志賀高原での林間学校(9月)に変更した。 スキー教室は、林間学校に比べ1万円程余計に費用がかかる。日本経済は年々悪化の状況にあり、保護者負担軽減の必要性…

◇利己主義は…

信じられないような事件が連日報じられています。日本はどうなってしまったのか、この国は腐っているのではないかと思ってしまうくらいです。こうなってしまった原因を数え上げたら、恐らくきりがないと思いますが、大きな原因に思っていることがあります。…

◇尊敬されるべき存在なのに

最近の日本では、親が子を、子が親を殺めるなどの悲惨な事件が頻発している。日本はどうなってしまったのかと心配する声も多くなったが、家族を大切にできない人が増えてしまったようである。また、父親や母親を尊敬していない中学生や高校生が増えてしまっ…

◇秘してこそ

どこの学校の教育計画でも、探せば「感化」という言葉が一度や二度出てくるのではなかろうか。教育界は感化ということをとても大切にしている。 30年以上も前のことだが、「先生はセイシンの先生だね」と言われたことがあった。瞬間、何のことだか分からな…

◇環境整備は非常に重要

乱れているとか荒れていると言われるような学校では、廃棄すべき物品が校舎内外に放置されていたり、ゴミが散乱しているといった状態になっていることが多いのではなかろうか。そして、そんな状態の解消が学校改善のための重要な取り組みになるのである。 良…

◇式辞…平成22年度入学式

真新しい制服に身を包み、期待と不安を胸に次々入場してくる新入生を迎えた式場には、厳粛の中にも華やいだ雰囲気がある。現職最後の入学式では以下のような式辞を述べた。 - - - - - - - - 桜花爛漫のこの佳き日に、多くのご来賓の皆様、保護者の皆…

◇姿勢

私は皆さんくらいの時、姿勢がとても悪かったと思います。今でも良いとは言えませんが、当時に比べたら随分改善したと考えています。 剣道では、姿勢はとても大切です。昇段審査では、相手をどんなに打っても落ちてしまいます。背筋を伸ばして胸を張り、あご…

◇果樹のある学校

学校敷地内にはどこでもいろいろな樹木が植えられているものだが、果樹となると、植えられている学校はほとんどない。 学校は地域の方々にお世話になるばかりだが、花も実も楽しんでいただくなど、少しは役に立ちたいとの考えから、柿、杏、柚、ザクロ、ビワ…

◇客って偉いのか

春休みに入ると、デパートやスーパー、レストランなどに出かけることも多くなると思います。買い物や食事をして店を出る時、店の人から、「ありがとうございました」とか、「またお越しください」といった言葉をかけられると思いますが、皆さんはこの時どう…

◇漢字コンテスト

平成17年度から足利市立北中学校で漢字コンテストを始めた。正直全校があれほど熱くなるとは思わなかった。教師と生徒が一丸となって取り組み、奇跡のような結果(平均点7回連続満点の学級など)に感動し学級は沸き立ったのだった。 平成21年度からは西…

◇怯んではならない

私は今まで、モンスターペアレント(学校に理不尽な要求や苦情を言い立てる保護者)に思えた保護者に出会ったことがない。無理難題を押しつけても子どものためにならないのは明らかで、報道されたような問題は感情の行き違いという部分も大きいのではないか…

◇掃除で心を磨く(1)…皆さんも参加しませんか

20年以上前のことですが、トイレ掃除の生徒が私のところに走ってきました。そして、「先生、先生、大変です。すぐ来てください」と言うのでした。行ってみると、便器の外に大きな落とし物がありました。私は思わずのけ反り後ずさりしたようです。どうしよ…

◇正直になるには

相変らず暗い気持ちにさせられる事件が多い。いろんな事件が報道されますが、私が一番腹立たしく思うのは、多くの人の手本となるべき責任ある立場の人が、無責任なことをして追求されると、嘘をつくなどして逃れようとすることです。天地神明に誓ってなどと…

◇心の栄養

皆さんの中に、家畜やペットなどに生まれたかったという人はいるでしょうか。馬や牛、豚に生まれたかった、猫や犬に生まれたかったという人はいるでしょうか。おそらくいないのではないかと思います。人として生まれたことは、それだけで誰もが素直に喜ぶべ…

◇扁額(3)…玄関

足利市立西中学校の職員玄関に、以下のような扁額を掲げ(平成23年3月)た。戦後の日本人は、物事を国家的見地で考えない民族になってしまったようだが、国家的見地に立つと、自分のすべきことが見えたり、気力や勇気が湧いたり、自分本位の考えや行動が…