アメリカの次の大統領がバイデン大統領になるのはほぼ間違いなさそうだ。日本にとって、また世界にとってどちらがいいのか判断は分かれるところだが、中国への厳しい対応はトランプ大統領と同じく続けてほしいものだ。
南シナ海、尖閣諸島での不法占拠や領海侵犯、ウイグル、内モンゴル、チベットの弾圧や同化政策による文化破壊、香港国家安全維持法による民主活動家の拘束、一国二制度の破棄など、無法な振る舞いは収まる気配すらない。アジアや欧米諸国で対中感情が悪化するのは当然である。
昨日、王毅外相が来日したが、習近平国家主席の国賓訪日の調整という意味合いがあったのかどうかは分からないが、絶対に止めるべきだ。現在は延期で撤回されたわけではないので不安に思う人も少なくないだろう。もし招くようなことをしたら日本は世界で確実に信頼を失い軽蔑されることになる。
中国は世界の脅威であり、今後益々強大になる中国に対抗していくためには強力な態勢が必要となる。中国共産党が消滅するまで世界は団結しなければならない。国際法を無視して傍若無人な振る舞いを続ける中国と世界は共存できない。 (2020.11.25)