にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村

本来の姿を取り戻す

「みんなの心に輝く学校をめざして」取り組んだ学校経営、「生き生きとした学校生活のために」取り組んだ生徒指導で感じた課題の解消を念頭に置いて教育問題などを考えます。

2012-01-01から1年間の記事一覧

◇どんな人にも恥多き青春がある

今学期中、一度も失敗したことがない、過ちを犯したことがないという人はいるでしょうか。そういう人は何人もいないのではないかと思います。私も仕事の上で、あるいは私的なことで何度かあります。若かった頃は相当に落ち込んで、しばらく元気が出なかった…

◇みんなの心に輝く学校Ⅱ-(6)…どんな地域か

◆(西中地区は)どんな地域であると思いますか。 *交流が盛んな明るい(あいさつが飛び交う)地域である。 『はい』(そう思う、どちらかと言えばそう思う) 教職員…55% 生徒…66% 保護者…65% *仲間意識をもってまとまれる(対立や蔑視がない)地域で…

◇みんなの心に輝く学校Ⅱ-(5)…どんな家庭か

◆(西中生の家庭は)どんな家庭であると思いますか。 *子供の前で学校や教師の批判をしない(子どもの友達も批判しない)家庭である。 『はい』(そう思う、どちらかと言えばそう思う) 教職員…20% 生徒…78% 保護者…74% *家事手伝いをさせる家庭で…

◇みんなの心に輝く学校Ⅱ-(4)…どんな生徒か

◆(西中生は)どんな生徒であると思いますか。 *話を素直にしっかり聞く生徒である。 『はい』(そう思う、どちらかと言えばそう思う) 教職員…57% 生徒…75% 保護者…83% *意見をしっかり言える(他人に惑わされない、自分の意志がある)生徒である。…

◇みんなの心に輝く学校Ⅱ-(3)…どんな管理者か

◆(西中の校長・教頭は)どんな管理者であると思いますか。 *話を聞いてくれる管理者である。 『はい』(そう思う、どちらかと言えばそう思う) 教職員…93% 生徒… ―― 保護者… ― *ゆとりのもてる学校をつくる管理者である。 教職員…80% 生徒… ―― 保護…

◇みんなの心に輝く学校Ⅱ-(2)…どんな教師か

◆(西中の教師は)どんな教師であると思いますか。 *実力(教え方が上手、クラスを上手に掌握、部活の指導力など)のある教師である。 『はい』(そう思う、どちらかと言えばそう思う) 教職員…90% 生徒…79% 保護者…69% *生徒や保護者の心が見える(勝手…

◇みんなの心に輝く学校Ⅱ-(1)…どんな学校か

学校改革のため、以下のような調査「各質問には、『はい』(そう思う、どちらかと言えばそう思う)か、『いいえ』(そうは思わない、どちらかと言えばそうは思わない)のどちらかで答える方法をとり、『はい』と答えた人数を百分率で表した。」を行った。昨…

◇国旗の掲揚をためらっていたのでは

校舎内で一番最初に国旗を掲げた場所は校長室だった。国旗を掲げたって何の意味もないと考える人もいるようだが、国旗に対して何の感慨も覚えず敬意も払えない人には確かにそうかもしれない。 国歌斉唱とともに国旗が掲揚されているのに、帽子もとらず国歌も…

◇国旗の調査「足利西中」

全教室に国旗を掲げたい。掲揚塔にも時々は掲げたい。ご意見をお聞かせください。(調査…平成21年4月30日) ◆望ましい…15名 ◆望ましくない…9名 ◆何とも言えない…11名 (回答者35名、校長は除く) ◆望ましいと回答した人の意見 ・当たり前のこと…

◇国旗の調査「足利北中」

次年度から全教室に国旗を掲げようと考えています。先生方のご意見をお聞かせください。(調査…平成17年10月31日) ◆望ましい…12名 ◆望ましくない…3名 ◆何とも言えない・その他(意見だけ等)…12名 (回答者27名、校長は除く) ◆望ましいと回答…

◇教室にも国旗を掲揚

足利市立の北中学校(平成18年1月30日~)と西中学校(平成21年7月1日~)は、以下のような考えの下、掲揚塔に国旗を日常的に掲揚し、また、教室にも国旗を掲げた。国旗を掲揚することで公の精神を培い、国の将来を担う立派な人間が育っていくこと…

◇愛国心がなくては

国旗を掲げたり愛国心を養うことは戦争につながる、あるいは戦争賛美と捉える人がいるのだろう。国旗や愛国心が悪者にされたり、愛国心を愛国心と言えず、国を愛する心と言わざるを得ない状況は誠に不思議である。国旗や愛国心を軽んずる人は外国人に信頼さ…

◇学力向上

私が通った中学校は複数の小学校から生徒が集まる学校だったが、最も小さい学校から来た生徒に、成績優秀者が多いのに驚いた覚えがある。同級生も優秀だったし、上級生も下級生も優秀だった。当時はテストの度に成績優秀者が廊下に張り出された。どうしてな…

◇美しい国旗なのに

スプリングフィールド市では、公共施設はもちろんレストランといった建物など、至る所で星条旗が掲げられていた。訪問した学校では全教室に掲げられていた。(テロがあった9月11日には、市内を走るほとんどの車に星条旗が掲げられていたとのことだった。)…

◇日本でも国際感覚は磨ける

平成17年、足利市の青少年国際交流、中学生訪米団としてスプリングフィールド市を訪問した。訪問の目的は国際感覚を磨いてくること、両市の友好親善を図ってくることだった。 国際化の時代であり、国際感覚を磨く必要性が語られるが、訪米を通して、国際感…

◇切れる子ども

ちょっとしたことで暴れ出す切れる子どもの存在が盛んに報じられたことがあった。報道では切れる原因(理由)が明らかにされることもなく、切れる子どもは特異な子どもとの印象をもった人も少なくないだろう。 切れる子どもは自己の感情を制御できないのであ…

◇研究ばかりじゃ

「学校の先生は本を読まない」と言われた(西中出入りの本屋さんではない)ことがある。他の職種の人達との比較でも調査に基づくものでもない。昔の先生に比べ本を買う先生が少なくなっている実態と、人を教育する立場の人間はたくさん本を読んで見識を深め…

◇三方よし

近江商人の商いの理念が内外教育に紹介(日本大学の佐藤晴雄教授、三方よしの教育改革と題して)されていた。商取引は「売り手よし、買い手よし、世間よし」(この理念の出処は、1754年、麻布商の中村治兵衛宗岸が、跡継ぎ養子のためにしたためた書き置…

◇立ち姿を美しく

私は、西中学校をみんなの心に輝く学校、県内公立169中学校の頂点に立つような学校にすると、何度も口にしていますが、そのような学校の生徒は、格好がよくなくてはならないと思っています。 格好をよくするには、立ち姿、歩く姿をきれいにすることです。…

◇後よしの原則

朝三暮四(ちょうさんぼし=猿回しが、猿にトチの実を朝に三個暮れに四個やると言ったら、猿が怒った。そこで、朝に四個暮れに三個やると言ったら、猿が喜んだ)の故事は、結果は同じなのにそのことに気づかない、うまい言葉で人をだますという意味だが、言…

◇「天知る 地知る 己知る」

こんな言葉を耳にしたことがあるでしょうか。「天知る」とは、お天道(てんと)様は知っている。お天道様とは、即ち太陽のことですが、太陽は何もかも知っている。「地知る」とは、大地は知っている。何もかも知っている。「己知る」とは、自分は何もかも知っ…

◇順風満帆な家庭などない

生徒指導で保護者と話し合っていると、時々、我が家はダメな家庭、とても惨めで皆様に顔向けできないといった心境を吐露する方がいる。そんな時私は必ずこのように話した。世の中順風満帆な家庭などない。どこの家庭でも他人に話せないことが一つや二つ、あ…

◇真の日本人に

今は国際化の時代と言われ、国際舞台で活躍している人も少なくはありません。国際化の時代に生きていくには、語学も大切だが、もっと大切なのは、日本人としての誇りや自信をもった真の日本人になることではないかと思います。 人情の細やかさ、誠実さ、心豊…

◇改革には勇気が

教育界ほど改革に消極的なところはないと感じている。民間会社なら、改革をためらっているようでは業績を上げることができないばかりか、倒産の憂き目にあうことだってある。それがないせいだろうか、突出を避け横並びを志向する習性が染みついてしまったか…

◇会議は研修の場でもある

年度末・始はどこの学校でも会議が多くなる。本校の会議ではかなり意見が出されとてもよいと思う。一人一人が思うところを存分に披露したなら、それによってみんなの認識も深まる。人間には、自分の世界に納まろうとする傾向があるように思う。自分の殻を破…

◇日本人は無規範ではない

「あなたの宗教は」と問われれば、日本人の多くが無宗教と答えるのではないかと思う。そう答えても、日本人は違和感をもたないのだが、キリスト教徒やイスラム教徒のように、宗教が生きる規範となっている外国人には理解できないことのようだ。無宗教=無規…

◇苦しさも楽しめ

私が入門している道場では、週に1回特別練習をします。冬場の特別練習はとても苦しく、ふらふらになってしまうこともしばしばです。この練習には中学生以上が参加できます。 最高齢の参加者は70歳です。仲間がいるからこのきつい練習に耐えられる、生きて…

◇善人になるには

何の本だったか思い出せないのだが、「人間の心には悪い心と良い心が混在している。だから良い人間になるためには、良い行いを積み重ねることである。そうすれば、悪い心が住めなくなる」と書かれていた。実に単純な言い回しに感動してしまった。 昔テレビで…

◇子どもの手本であってほしい

教職について数年の頃だったが、宴席で超難関大学の学生が「うちの大学には馬鹿がいっぱいいる」と話した。優秀でなくては入れない大学なので、周囲には怪訝な表情があった。学生は「勉強ができただけですよ」と付け加えた。どんなことを指して馬鹿と考えて…

◇高齢化社会

年金や医療費など、高齢化社会がもたらす公的負担の増大、そして、それを支える就労者世代の負担を憂えるような報道には高齢者は社会のお荷物と言っているようで、情けない気持ちにさせられる。家族や社会に貢献してきた高齢者への感謝の心を忘れた冷たい姿…