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本来の姿を取り戻す

「みんなの心に輝く学校をめざして」取り組んだ学校経営、「生き生きとした学校生活のために」取り組んだ生徒指導で感じた課題の解消を念頭に置いて教育問題などを考えます。

◇余裕がなければ楽しめない

 スキー教室を林間学校に変更したことを過去のブログ「スキー教室より林間学校がいい」に書いたが、スキー教室の学校が多いのは費用がかかってもスキーを体験させたいという思いが強いからだろうか。

 林間学校で計画される活動は、登山や池めぐり、キャンプファイヤー、飯盒炊さん、ナイトハイクなどで林間学校でしか味わえないことだろう。林間学校よりスキー教室の方が楽でいいと話した学年主任がいたが、煩わしいと感じるなら見直しが必要である。

 宿泊した志賀高原のホテルは温泉ホテルだった。ゆっくり温泉を楽しむ時間があってもいい。小規模校だったが、その日の予定が早めに終了したので入浴時間を早めた。全員が入っても余裕がある大浴場なので体が溶けるまで入ってていいと時間制限をしなかった。林間学校はキャンプではないので、キャンプファイヤーをやらなければ生徒も職員もゆっくりと過ごすことができる。

 生徒にとっても教師にとっても多忙な教育現場にあっては教育活動には余裕が必要であり、生徒と教師が共に楽しめるものであってほしいものだ。  (2023.5.19)