この度のウクライナ侵略によってロシアはもう終わりという気がする。多くの国が絶対に許さないという状況であり、プーチン及び政権中枢の人間は戦争犯罪人としてロシア人の手によって裁かれるべきだろう。
ウクライナのNATO加盟阻止と非武装化、ゼレンスキー大統領らを亡き者にして親露派傀儡政権に取って代えようなどと考えているようだが、独立国家を何と考えているのだろう。狂っているとしか思えない。
NATOの拡大はロシアにとって脅威と言うが、全く逆だろう。クリミアを奪い、ロシア系住民が多数の東部をウクライナから分離しロシアに併合するため武装勢力を操っている。ロシアの脅威がなければウクライナも加盟など考えないだろう。
プーチンにはウクライナを皮切りに東欧諸国を支配し、ロシアをかつてのソ連のような大国にするとの取り憑かれたような思いがあるように思う。中華民族の偉大なる復興という夢を見る習近平と同じようなものだ。
たくさんのロシア兵が死ぬなど、散々な目に遭わなければこの侵略は終わらないかもしれない。ウクライナにも相当な犠牲が出るだろう。どのような形で戦争が終わってもウクライナ人の怨憎を招いたロシアに得るものは何もない。
人権を踏みにじり言論の自由も奪い、政府を批判すれば身に危険が及ぶような国、プーチンのような独裁者が君臨する国が常任理事国であってはならない。国連安保理からロシアを外すべきである。 (2022.3.1)