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本来の姿を取り戻す

「みんなの心に輝く学校をめざして」取り組んだ学校経営、「生き生きとした学校生活のために」取り組んだ生徒指導で感じた課題の解消を念頭に置いて教育問題などを考えます。

◇青竹手打ちの看板を掲げたら

 隣のラーメン店からは今日も麺を打つ音が聞こえてくる。朝早くからいつものことではあるがご苦労なことと思う。

 青竹手打ちと看板を出している以上やらない訳にはいかない。店長によると、一人でできる製麺は70~80人くらいが限界なのだそうで、日曜日など客が多い日には早々と「本日完売」の貼り紙をし閉店となる。

 佐野ラーメンの店は、お客さんの長い行列ができることが多く、繁盛している店が多い。「青竹手打ち・佐野ラーメン」の看板を掲げていれば青竹手打ちのラーメンだと思って客は食べるだろう。

 ラーメン店の中には、手打ちの自家製麺であることをメニューに記載している店があるが、青竹手打ちの看板を掲げながらそうではない店があることを知っているからだろう。以前のブログで不正に道を譲ったらその代償は大きいと書いたが、牛肉偽装事件で廃業した雪印食品、食品偽装で廃業した食品加工会社のように不正はやがて明らかになる。佐野ラーメンなら許されるということもないだろう。

 青竹手打ちの看板を掲げるからには、青竹手打ちの麺を提供しなければならない。看板に偽りありの店は、大きな問題になる前に改善すべきだろう。アメリカだったら客に訴えられ生き残れないように思う。不正に対する多額の損害賠償、そして、懲罰的賠償も加わるかもしれない。「佐野に佐野ラーメンあり」、これからも多くの人に来てもらえるよう願うのはラーメン店だけではない。  (2024.2.26)

◇明るい未来を描けるといいが

 1月2月は教職員評価の期末面談があり、評価者(校長・教頭)はかなり忙しい日々だろう。現職の頃を思い返すと、教職員の空き時間等に合わせて面談を組むので毎日がせわしないといった感じだった。教職員評価の導入前には卒業式の式辞も今頃は出来上がっていたのに3月になってしまった。

 行動規準表は、今では能力・行動自己評価シートと目標・成果自己評価シートの2枚になった。能力・行動自己評価シートの行動規準(教諭)は34項目なので2割くらい少なくなり、目標・成果自己評価シートでは意欲・態度欄がなくなっているので、学習指導、児童・生徒指導、参画・経営の3評価となり自己目標も少なくなる。

 能力・行動自己評価シート(12月1日・評価基準日))の評価は終わっていても目標・成果自己評価シート(2月20日・評価基準日)の評価はこの時期になり、教職員の人数にもよるが評価者はかなり大変だろう。

 現職の頃は評価が給与に反映されなかったが、能力・行動評価が昇給(昇給号給数の上乗せや低減)に、目標・成果評価が勤勉手当(成績率の上乗せや低減)に次年度反映される。さらに評価結果は人事や表彰などにも活用される。能力・行動評価の総合評価がA(40%以内)やS(10%以内)、あるいはDになるか、目標・成果評価の総合評価がA以上になるかDになるかなどは被評価者にとってきわめて大事なことである。教職員評価は評価者に相当な緊張を強いることだろう。

 平成21年度より教職員評価が本格実施となり、それまでの勤務評定が廃止された。管理職が一方的に評価するものではあったが、そのことで否定されるものではない。教職員評価の能力・行動評価でも面談がない。

 勤務評定と教職員評価の両方を経験した者として感じていることは、現在の制度はかなりの改善が必要ということである。能力・行動評価の行動規準には目標・成果評価のように評価基準を設定しないので、評価者も被評価者もそれぞれの思いで評価することになる。評価の根拠を示せと言われたら双方示すことは難しいだろう。

 本県の教職員評価導入に深く関わった東電の元副支社長(栃木北支社)の部下だった方に当時話を聞いた。東電では、10数年の歴史があり具体的な取り組みを評価するので、難しいことはなく、みんなが受け入れているとのことだった。目標は4つ、多い人でも5つということなので、教職員評価は具体的でもなく多過ぎる。  (2024.1.28)

◇混合名簿にする必要はない

 来年度、男女別の生徒名簿を混合名簿にすると市内の教職員(私立学校)が話していたが、名簿についての個人の見解などは語らなかった。名簿を混合にする必要はないと考えていたので、今まで男女別ならそのままにした方がいいのにとの思いになった。

 過去のブログ「生徒名簿(2)…調査結果」で、足利北中の混合名簿を男女別名簿に変更(女子が先、男子が後、平成17年度)した後に行った教職員調査(平成19年7月)を紹介した。男女別名簿の方が使い易い。今後混合名簿に戻す必要はないと大多数の教職員が答えていた。

 混合名簿を男女別名簿にするために教職員調査(足利北中、平成16年11月)を以下のように行ったが、混合名簿のままでいいが30%、混合名簿のままでいいのか男女別名簿に戻した方がいいのか分からないが30%だったことを思い起こせば来年度から混合名簿にする学校があっても何ら不思議には思わない。

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「生徒名簿についての調査結果」

男女別名簿から混合名簿にして6年程経過しました。今後についてお聞きします。 (※ 校長・教頭を除く23名)

♢このままで良い(7名)
♢元に戻したほうが良い(9名)
♢分からない(7名)

混合名簿にしてどうでしたか。

☆良くなったこと
・男女を意識せず、成績、順番等を決めたりすることができるようになった。
・生徒が名簿を見た時、男女の区別がないので、クラス全員という意識を自然にもてるようになった。
・皆平等
・男女を区別(?)しなくなった。(配布物を配る時、集める時、仕事の分担、…)
・男は先、女が後、という考えが少しは改まった。

★悪くなったこと
・名前の呼び方で、男女で分かりづらい(覚えてしまえば問題ないのですが)ものがあり、君、さんのつけ間違いをしやすいことがある。
・事務的なことが、非常にやりづらくなりました。
(差別と区別は全く違います。混合にこだわるよりも、もっと互いの性を理解し、男女でその特性を理解し互いに分かりあい協力していくような指導に力を注ぐべきです。)
・男女別で考える時は、マーカー等でチェックが必要である。
・名前で、男女の判別が難しい生徒の場合困ることもある。
・男女別の人数がすぐ分からない。名簿を見ながら、グループをつくる時見ずらい。
・事務処理は以前より面倒になったと思う。
・混合になってから、区別してあると便利なこと(名札等をつくるとき)もあったなあ~と思いました。なので、戻しても良いと思っています。
・健康診断の結果集計は、従来どおり男女別なので男女別名簿を作成している。歯科検診以外は、男女別に行なっているが、来年は歯科も男女別に行うつもりである。(人権上の配慮から)
・名前だけ見て、性別が分からないことがありました。
・事務処理を間違えてしまうことがある。
・名前を呼ぶ時、男女(君、さん)を間違えて呼んでしまい、いやな思いをさせてしまったことがあった。
・男女が分からないので、事務処理を間違える時がある。進路関係ではとても分かりにくい。また、名前を呼ぶ時、間違える時がある。
・事務処理が大変になった。前任校では、特に3年生は男女別名簿があって便利だった。
・保健関係などで男女別名簿をつくる時、順番もれがでる。
・男子とも女子ともいえない名前が増えてきた。(呼名、成績処理のコンピュータ打ち込み間違えが出る。)
・男女共習でない授業の名簿、保健関係、卒業式の座席
・男女が分かりづらい。(真貴-まさたか? まき?)
・名簿を2種類作らなくてはならないので、大変だと思います。
・名簿を読むとき、性別が分からない場合がありました。

*その他
・前任校でも混合名簿をずっと使用していたので、特に違和感はありません。
・慣れてきたのでそういうものかと感じています。
・良いか悪いか分からないが、自分も生徒もそれほど違和感なく使っている。
・教科(体育、技術家庭等)で男女別授業が展開されている。ならば混合は必要としない。また、混合の効果がはっきりしているならば、それも良しと思う。男女平等の効果が上がっているならば、このままで良いと思うが。 
・数学担任として名簿を使う分には、別に困ったことはない。良くなったことと聞かれると別に浮かばないが、今のままでいいと思います。養護の先生は、いろいろと困るのではないか。でも、コンピュータで男女別名簿にすぐ変換(その逆もできる)できるので、大丈夫なのではないか。(直接話を聞いてみないと分からないが)
・混合名簿にした当初は、かなり抵抗があったが、今は慣れてあたり前のようになってきた。
・もとに戻すわずらしさがある。混合名簿は特に良いと思っていないのだが。北中だけ戻して、他校との兼ね合いはどうなのか、不安もある。6年前に、もっと大きな声でNOと言うべきだったと反省しています。
・男女が混ざっていて違和感がなくなった。保健の検診や体育の授業では、男女別が便利なこともあるのではないでしょうか。
・名簿を改良し、男女が分かるような表示を入れる。(男またはM,女またはW)男女別習があって、必要ならば男女別名簿があってよい。

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 混合名簿については教育長(故人)が何度も言及したようで、某校長は混合名簿にしない訳にはいかないと語った。当時は仕方がないと思ったが、いずれ自分が校長になったら男女別に戻すとの気持ちを固めた。

 「仕事の面で深く傷つき悩んでいる職員がいれば、その人のために真っ先に役に立ちたい。いじめに苦しんでいる生徒がいれば、いじめ解消に全力を投入したい。不都合を感じている人がいるなら、そういう人を先ずなくさなければならない。わずかでも事務等を減らし、その分を教育活動に注いでいけるようにすることは非常に大切と常々考えており、是非とも男女別名簿にしたい」と思いを教職員に訴えた。  (2023.12.30)

◇いい国見ができた

 栃木市剣道連盟の山形遠征稽古会(11月4日・5日)に参加させてもらった。新型コロナの流行で木更津遠征以来中断していた5年ぶりの遠征である。村田JCTから山形自動車道・月山道路・日本海東北自動車道を利用して目的地酒田市に到着したが、道中の紅葉は美しく滅多に見られるものではない。

 稽古会は交剣知愛、和気藹々とした雰囲気の懇親会には交流を続けてきた繋がりの強さを感じる。観光場所はその都度変えているが、最上川船下り、致道博物館、山居倉庫、羽黒山神社、鴨や白鳥の群れなど、家族に見せたいと思った。

 あっという間に予定した観光も終え、毎回利用する国見サービスエリアに到着する頃にはいつもながらいい国見ができたという気持ちになる。国見サービスエリアは上り下りともきれいに改装され非常に気分がよかった。

 以前のブログ「生徒指導(29)」で、男子トイレの小便器には仕切り板が必要と書いたが、国見の小便器は隣の人の顔も見えないくらいの仕切り板が設置されていた。利用者の評判は上々だろう。学校のトイレも国見のように改修したなら男子生徒が小便器に覆い被さるように近寄って用を足すこともなくなるだろう。  (2023.11.25)

◇不登校の理解は進んでいない

 滋賀県愛荘町で開かれた首長会議(10月17日、知事と県内市町の首長が参加)での小椋正清東近江市長の発言が物議を醸している。発言(「不登校の大半は親の責任」、「フリースクールは国家の根幹を崩しかねない」など)は信念を感じさせるが、不適切と感じた人が少なくなかったのかもしれない。市長は不登校の保護者やフリースクール運営者への配慮を欠いたと謝罪した。

 10年程前になるが、ブログを読んだ方に以下のようなコメントをいただいた。不登校には親だけでなく子どもも苦しんでいるのが実態である。

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 14歳不登校児の母

不登校で検索していて辿り着きました。
涙が止まらず泣きながら読ませていただきました。
母親の私が信じて守ってあげるべきなのに、今まで悩み辛く苦しくて、きつい言葉や感情をぶつけ、娘を責めて傷付けてました。
娘が悩んでいるのを分かっていたし、本当は優しくて素直で繊細な子だって私が一番知っているのに。
守ってあげなければダメですよね。

心の重りが取れました。
今日からは笑顔で頑張れます。
ありがとうございました。
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 以前のブログ不登校(1)…不登校を理解する」に記載した不登校の状況(2006年度)に比べ大幅に増加した現在の状況には驚かされる。不登校の理解が進んでいないので適切な対応ができていないと考えるべきだろう。


 不登校児童生徒の年度別推移

                                    小学校           中学校
2006年度…    23,825人(0.33%) 103,069人(2.86%)
2007年度…    23,927人(0.34%) 105,328人(2.91%)
2008年度…    22,652人(0.32%) 104,153人(2.89%)
2009年度…    22,327人(0.32%) 100,105人(2.77%)
2010年度…    22,463人(0.32%)  97,428人(2.73%)
2011年度…    22,622人(0.33%)  94,836人(2.64%)
2012年度…    21,243人(0.31%)  91,446人(2.56%)
2013年度…    24,175人(0.36%)  95,442人(2.69%)
2014年度…    25,864人(0.39%)  97,033人(2.76%)
2015年度…    27,583人(0.42%)  98,408人(2.83%)
2016年度…    30,448人(0.47%) 103,235人(3.01%)
2017年度…    35,032人(0.54%) 108,999人(3.25%)
2018年度…    44,841人(0.7%)  119,687人(3.65%)
2019年度…    53,350人(0.83%) 127,922人(3.94%)
2020年度…    63,350人(1.0%)  132,777人(4.09%)
2021年度…    81,498人(1.3%)  163,442人(5.0%)
2022年度…105,112人(1.7%)  193,936人(5.98%)     (2023.10.27)

 

◇ホームページは大事な道具になる

 教職最後の中学校に赴任した1年目、HPが更新されないことを保護者が不満に思っていたことを知った。それまでHPに関心がなかったが、見てくれるならこれを活用して学校理解が深まるようにしようと考えた。そこでHPを改装(2009.3.3)して各種文書を掲載した。

 みんなの心に輝くような学校をつくるには、教職員、保護者、そして、地域のもつ教育力の結集が重要である。教育の荒廃が叫ばれ、また、各種事件が頻発し日本の将来を危惧する声が飛び交っているが、時間はかかっても教育の力を活用していくことが解決への近道だろう。信念と誇りをもった教育活動を推進するため以下のような文書を作成し掲載した。

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 学校経営
・平成23年度用通信票
・西中の卒業式
・学校経営方針
・FAX,メール等送信御礼
・生徒名簿について
・国旗について
・校訓設定
足利市
・安全な地域

 校長室だより 教職員、保護者、民生委員に配布
 2010年度
・みんなの心に輝く学校をめざして 4,5月号
・みんなの心に輝く学校をめざして 6,7月号
・みんなの心に輝く学校をめざして 8,9月号
・みんなの心に輝く学校をめざして 10,11月号
・みんなの心に輝く学校をめざして 12,1月号
・みんなの心に輝く学校をめざして 2,3月号

 2009年度
・みんなの心に輝く学校をめざして 4,5月号
・みんなの心に輝く学校をめざして 6,7月号
・みんなの心に輝く学校をめざして 8,9月号
・みんなの心に輝く学校をめざして 10,11月号
・みんなの心に輝く学校をめざして 12,1月号
・みんなの心に輝く学校をめざして 2,3月号

 ○2008年度
・みんなの心に輝く学校をめざして 1・2号
・みんなの心に輝く学校をめざして 3・4号
・みんなの心に輝く学校をめざして 5・6号
・みんなの心に輝く学校をめざして 7・8号
・みんなの心に輝く学校をめざして 9・10号
・みんなの心に輝く学校をめざして 11・12号
・みんなの心に輝く学校をめざして 13・14号
・みんなの心に輝く学校をめざして 15・16号
・みんなの心に輝く学校をめざして 17・18号
・みんなの心に輝く学校をめざして 19・20号
・みんなの心に輝く学校をめざして 21・22号
・みんなの心に輝く学校をめざして 23・24号

 地域への配布物(7,000戸)
・日本人として
国旗掲揚について
・部活動について
・非行にする10ヵ条
・学校像他
・学校像他(2)
・携帯電話調査結果
・携帯電話チラシ
不登校の理解を深めるために
・学校経営方針
・校訓

 現職教育資料他

・校長私見
・理念の掲額
不登校について
・校長私見(2)
・校長私見(3)

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 十数年前の文書なので現在は削除されている。当然のことではあるが、地域配布の文書の中には学校への協力を要請するなどの文言が記載されているものがあり、変更にはその旨の周知が必要になる。文書の全戸配布は容易ではないので、HP上でならそれができる。地域との連携のためには疎かにできないことである。  (2023.9.28)

 

◇剣道は格好いい

 太田忠徳先生(元警視庁主席師範)は、21歳の時に昭和の剣聖と称えられた持田盛二先生(当時年齢は70代後半)に初めて稽古をつけてもらったのだそうだ。稽古をつけてもらったのはこの時の1回だけで、「グーッ」と攻められると何もできず、もう目をつぶってかかり稽古をお願いするしかなかったと話された。警視庁の錚々たる先輩(先生)たちでさえ攻められて何もできず踊っているような状態だったというからどれ程強かったかは推して知るべしだろう。

 以前のブログに書いたが、中山博道先生は剣道を正しく修行した者なら80歳までは若者に負けることはないと語った。長年かけて身につけた竹刀を使って対応する力は体力の衰えを補うと体験を通して確信していたのだった。剣道は上を目指すからいつまでもできるし、剣道人生で一番強かったのは今と言えると太田先生は話(8月27日、コンプライアンス講習会、とちぎ健康の森)された。剣道人口の減少、剣道離れを危惧する声が高まっているが、高齢になってもこういうことができると分かれば剣道に魅力を感じる子どもたちが増えるかもしれない。

 今年の夏の気象は異常としか言いようがないが、連日の猛暑の中行われた学生の試合、高齢者の合宿稽古で感じたことは剣道人口の減少は剣道の魅力そのものが失われたからではないということだった。4年ぶりに開催された栃木県学生剣道大会(7月23日、宇都宮大学には自治医科大学帝京大学獨協医科大学、白鷗大学、宇都宮大学が参加した。学生の試合ぶりは実に立派で多くの子どもたちに見せたいと思った。剣道はこんなにも格好がいいのかと改めて感じたのである。

 水金剣友会「なつ合宿」(8月23日・24日、ニューサンピア栃木では、埼玉県、群馬県茨城県横須賀市、栃木県など110数名の参加者が行った回り稽古は壮観だった。70歳以上が80名、そのうち80歳以上が13名(最高齢は85歳)だったが、剣道だから見られた光景なのかもしれない。背筋を伸ばして堂々と立ち会う高齢者の姿は剣道を楽しむ姿そのもののように感じた。手前みそかもしれないが、高齢者の剣道も実に格好がよかったのである。  (2023.8.30)