三月も前の放送(平成27年1月25日)だったが、NHKの日曜討論には呆れた。各党の党首が一堂に会して政治課題などの討論をするのではなく、司会者に求められた意見や質問に答える方法で進められ、時間で党首が次々に入れ替わっていくのである。
司会者とのやり取りだけなので討論などと言えるものではなく、安倍政権が批判されるよう仕組まれていたと感じている。そんな意図はなかったのかもしれないが、結果はそうなっていた。
安倍総理は他党を批判しなかったが、後から出てきた党首は批判したのである。後出しじゃんけんのような批判をさせたことで、二人の司会者、NHKに不公平不誠実を感じた。安倍総理を一番最後にすることもできたはずである。
番組制作には公平無私、曇りなき心をもって携わるべきだろう。世の中を善導し社会正義を実現するといった使命、責任の重さを自覚してほしいものである。NHKには偏向報道との批判が多いが、受信料を徴収していることをことを考えたら特にそのことを肝に銘じるべきだろう。 (2015.5.5)