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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇教員採用試験(1)…男女の構成

 問題は現場から見えてくると言われるが、全くその通りで、教育現場から見えてくる問題は、教育界だけでなく、社会全体で取り組まなければならない問題など、多種多様である。

 中学校では男性教師が減り続けている。平成24年度(栃木県)は、男性57%、女性43%だが、40代後半から50代前半の年齢層に男性が多い(教師全体の24%)が、やがて退職していけば、男女比は半々くらいになると思われる。警察官や消防署員、自衛隊員には男性が多いが、中学校でもそれを望む理由がある。しかしながら、男性を多く採用することは、教科などの関係で難しいだろう。

 小学校は、男性35%、女性65%である。何とか半々にもっていけないものだろうか。栃木県の中高一貫校の選抜は、試験で人数を絞り、その後くじ引きで中学入学者を決めている。入学者は男女半々である。生徒選抜でできるのだから、教員採用でもできるはずである。くじ引きで採用を決めるようなことは、勿論なしである。採用後に、小学校から中学校への異動を行えば、中学校の要望に応えることができるだろう。

 また、子どもの数の減少で採用者が少なく、採用試験に何年も挑戦し続けなければならない状況である。正式採用されるまで、講師などをして頑張っている人は多いが、この経験を全く考慮しない採用試験には疑問を感じる。採用に反映させてもらいたいものである。