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本来の姿を取り戻す

「みんなの心に輝く学校をめざして」取り組んだ学校経営、「生き生きとした学校生活のために」取り組んだ生徒指導で感じた課題の解消を念頭に置いて教育問題などを考えます。

◇反撃の好機だろう

 執拗に日本攻撃を行う韓国に対し、日本は本格的な反撃をしていなかった。しかし、国と国との約束さえいとも簡単に破ってしまう国であることを多くの国民が知ったことで、今後の対応は相当に厳しいものになるかもしれない。

 嘘に反論しているだけでは世界の人々に慰安婦や徴用工を知ってもらうことができないだろう。アイリス・チャン偽書ザ・レイプ・オブ・南京のようなセンセーショナルなタイトルの真実本を海外で出版することも必要である。

 韓国がどこにあるのかさえ世界では知らない人が大勢だろう。ましてやどんな国かなど分かるはずがない。嘘を教えながら反日教育を推し進めている事実、そして、朝鮮学校の教育内容なども本で取り上げれば日本の主張も正しく受け止めてもらえるかもしれない。

 南京事件について社長が書いた本をアパホテルは客室に置いているが、中国の嘘を暴くにはこういう取り組みが大事である。1937年、北京市通州区で起きた虐殺事件を知ったら世界が驚くだろう。この虐殺(通州事件)の新聞報道や記録写真、そして、南京の当時の記録映像などを公開したなら南京事件の真実が見えてくるだろう。世界が日本の主張を信じるようにもなる。  (2018.12.19)

◇栃木・教職員評価(11)…こんなことは想像したくない

 能力・行動の評価項目はキャリア段階別に評価することになっている。教職経験5年以下がⅠ段階、6年以上15年以下がⅡ段階、16年以上がⅢ段階になっているが、どういう根拠に基づくことなのだろうか。Ⅱ段階Ⅲ段階の教職員でも産休育休といった期間を除くとⅠ段階Ⅱ段階になるなど一様ではない。

 意欲・態度欄に、「人権尊重の観点を重視し教育活動を行っている」との評価項目があるが、この項目は全段階の職員が評価することになっている。この項目の評価はできるのだろうか。

 現職の時、この項目を評価するには人権尊重の観点を知っていなければならないと調べてみたが、人権尊重の観点を記した文書を見つけることはできなかった。人権尊重の観点がないのにどうやって評価するのだろう。

 評価者も被評価者もそれぞれが考えた観点で評価し、評価が一致していなかったので一致させようと話し合ったら険悪な期末面談になることもあるかもしれない。面談でバトルが展開されたら信頼関係は一挙に崩壊するだろう。 (2018.12.10)

◇お地蔵様のような対応はできない

 慰安婦問題や徴用工裁判などに対する新聞やテレビが報じる韓国の成り行きは多くの日本人を怒らせている。韓国との関係は益々悪化することだろう。

 配慮が仇となるとの思いを多くの日本人が抱いたことで、韓国への今後の対応は全面的に改められるかもしれない。国と国の約束を破れば、遺憾だの残念だの困ったことなどと不快感を述べるような対応では済まされない。

 反日的な言動が韓国にとって大きな実害をもたらさなかったようだが、これから発動されるであろう日本の対応は制裁になるかもしれない。

 韓国に行けば韓国で、日本に来れば日本で親しく交流する韓国人が何人もいる。親しく交流している韓国人の顔を思い浮かべるとやりたいことではないが、日本政府も国民の声を無視することはできない。お地蔵様のようにいつも微笑んでいるような対応はできないのである。  (2018.12.1)

◇歳寒くして

 総理大臣など誰がやっても同じ、投票に行ったところで何も変わらないといった考えがテレビなどで流れれば、そうかもしれないと思う人が多くなっても仕方がないだろう。

 しかし、民主党政権になり誰がやっても同じなんてことは絶対にないと多くの国民は実感したはずだ。ルーピーと言われた総理、そのルーピーにペテン師と言われた総理には国が滅びるのではないかと心配した人も多かったのではなかろうか。

 民主党自民党では違うと思っていたが、今では自民党にも同じような人間が大勢いることに気づいた。

 メディアにしばしば登場しては原発憲法問題で政府の足を引っ張るK元総理、南京事件について、中国の主張に添うような見解を講演で述べ日本を貶めたF元総理、背後から銃撃するような政権批判をする元幹事長(この度の総裁選で惨敗)、25歳で当選し30代で経済企画庁長官になった政界のプリンスも、今では政界失楽園と議員からの信頼の無さで国民に名が知られるようになった。安全保障や経済などの厳しい状況がこういう人間を目立たせたのかもしれない。

 「歳(とし)寒くして然(しか)る後(のち)に松柏(しょうはく)の彫(しぼ)むに後(おく)るるを知る(=春夏の季節には樹木は葉を茂らせているので分からないが、寒くなると落葉樹の中に混じる常緑樹の松柏の存在がはじめて分かる)」と孔子が言ったが、人間もつくづく同じである。困難な状況になってはじめてその本性がはっきりする。  (2018.11.19)

◇栃木・教職員評価(10)…開示請求や苦情申立が出てくる

 剣道や居合道では毎年多くの人が昇段審査に臨んでいる。昇段の合否は審査員の判定であって受審者の自己評価に左右されることはない。受審者の評価で昇段が決まるなら誰もがあっという間に高段者だろう。

 今まで評価が人事面の処遇に活用されてはいたが、今後は給与に反映されることになるので、評価者が被評価者から不信や疑念をもたれることがあれば、評価結果の開示を求める職員が出てくるかもしれない。

 疑問や不満を解消できなければ苦情を苦情相談員に申し出ることもあるだろう。苦情相談で解決できなければ、次は苦情申立窓口に苦情申立をすることになる。

 苦情申立がされれば、苦情申立審査会は関係者に意見を聞くなどの調査を行い、教育長の決裁を経てその結果を申立者及び評価者に通知することになる。評価を不当と判断した場合には、第2次評価者に再評価を指示することになる。教職員評価によって平穏な職場が乱されることになるかもしれない。 (2018.11.7)

◇軽減税率ばかりを話題にしているが

 平成30年10月1日より消費税が8%から10%に引き上げられることが発表された。余程のことがない限り変更はないだろう。

 消費税が8%になった時、多くの人は100円の品物が105円から108円になるくらいの認識だったように思う。テレビを見ていて感じることは、あの時のことをもう忘れてしまったのかということである。

 100円の品物は、原材料の消費税分などが上乗せされ、あるいは便乗値上げもあってか110円とか120円になってしまったのである。その値段に消費税分を乗せるので、3円どころかその何倍も高い商品になってしまったのだった。

 店の中で食べれば10%、持ち帰るなら8%といったことを延々と話題にするだけでなく、2%の増税によって商品の値段がどうなるのか、あるいは問題を解消していくための方策はあるのかなどを取り上げ、世の中を善導するという気概を報道関係者にはもってほしいものだ。  (2018.10.23)

◇栃木・教職員評価(9)…厳しい自己評価をしなくなる

 評価の仕方は、行動規準表の能力・行動欄に記された評価項目、目標・成果欄に記した自己目標を「a・b・c」の3段階で評価し、「a・b・c」の数から「S・A・B・C・D」の5段階評価を導き出す。次に「S・A・B・C・D」の数(事務職6、教諭8)から総合評価決定表を用いて総合評価をするのである。

 今まで自己に厳しい評価をしていた教職員も、給与に反映されるとなれば、c評価は少なくなり、CやDが少なくなる。したがって、総合評価でCやDをつける教職員はほとんどいなくなるだろう。

 甘い自己評価をしたとしても、管理職がそれを訂正させることは難しいだろう。「目標・成果」欄に記した自己目標には評価規準があるので評価できても、「能力・行動」欄に記された評価項目には評価規準がないからである。

 職員一人の評価項目は30以上にもなるので、教職員が20人もいる学校ならば、校長も教頭も600項目の評価をしなければならない。評価規準がなければ、それを補うような材料を揃える必要があるが、そんなことは不可能だろう。

 現職の頃、全項目aの評価をしてきた職員の評価を否定するようなことを言った校長は、その後すごい反発をされ悲しい思いをしたと心境を語った。給与に反映されなかったので混乱はなかったが、これからはそうはいかないかもしれない。 (2018.10.17)