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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇少子化問題の解消のために

 女性は子どもを二人以上産むことが大切と話した中学校長の発言(全校集会での)が物議を醸しているが、子どもの減少に歯止めがかからないのは現状では当然かもしれない。

 子どもを育てていくためには多額の費用が必要で、子どもを何人も産めないのは経済的な事情があるからだろう。奥さんが専業主婦のままでは家計を維持できないといったこともあってか、共働きは多くなる。

 匿名ダイアリーに投稿された「保育園落ちた日本死ね」と題した記事は、あまりにも品がなく、また、日本人が日本死ねと言うのも変で違和感を覚えるが、保育園で子どもを預かってもらえなければ働けないのも事実である。保育園を増やし待機児童を解消していくことは大事である。

 しかし、子どもを保育園に預けることができ、経済的な事情も改善したとしても、子どもの数は増えないだろう。問題はそれだけではない。

 仕事をしていれば、この日はどうしても休めない、休むわけにはいかない日がある。そんな時でも子どもの具合が悪くなれば休まざるを得ない。子どもの具合は悪くなくても、小学校や保育園でインフルエンザなどが流行し、クラスが閉鎖になったら登校登園はできない。こういう場合でもどちらかが休まなければならなくなる。祖父母などに預かってもらえればいいが、それができない人も多いだろう。こんな時に預かってくれる体制(人や施設)を整えることも大事だろう。

 子どもをたくさん産めば、人生の大半が子育てに明け暮れることになるといった思いや生き方に対する価値観の変化も子どもが増えない大きな理由とは思うが、どちらが仕事を休むかで夫婦喧嘩が起きるようなことは少なくともなくしたいものである。しばしば喧嘩になれば、次はもう要らないという気持ちになるかもしれない。少子化問題の解消は容易ではない。