夕方のテレビ(昨年の12月)を見ていたら、小泉進次郞議員が政権交代は必要と話していたが、メディアに登場すればするほど人間性や政治家としての力量に疑問を感じてしまう。
民主党への政権交代がどうなったかを忘れたのだろうか。政権への批判ばかりでまともな議論にならない野党に政権交代したらとんでもないことになるだろう。我が国の置かれている状況、世界の情勢を考えたら無責任なことはできない。
与党議員でありながら政権交代は必要と主張する人間は、野党から支持されても与党議員から信頼されるのだろうか。やがては総理にと期待される人間ではあるが、そんな期待は小さくなるかもしれない。
抜群の人気は国民の信頼を得たことで得られたものとはかぎらない。演説が上手、若くて格好いいといったことかもしれないのである。人気が一気に地に落ちたことなど政治の世界ではよくあることだろう。軽率な言動を続けていたら小泉議員もそれを体験することになる。 (2019.7.16)