新聞社、スポーツ新聞社、放送局、出版社などが提供するニュースサイトの中には酷いのもあるが、多くは違和感を感じることもなく良質な情報が得られるので新聞購読を止めても困らないと思っている。酷いと感じるものには、総理や政権などへの批判ばかりで悪意に満ちていると感じることもあり、サイト名を見ただけで読む気がしなくなる。
ルーピーと言われた元総理、買春で辞任した元知事、政治資金の私的流用疑惑などで辞任した元都知事、批判ばかりで中身がなく、2位じゃだめなんですかと事業仕分けで発言した参院議員、政党をつくっては壊す繰り返しで政界再編を主導した衆院議員、出身高校名を冠したお笑いタレントなどに度々コメントを求めたりしているが、大いに疑問である。
人を以って言を廃せずと考えてはいても、どう考えても正しくない主張ばかりではそうもいかない。徳のある人は必ずいいことを言う(子曰、有徳者必有言)のだそうだが、上記の人たちに徳があるとは思えない。
報道関係者なら、真実を明らかにし社会正義を実現するとの使命感、社会の木鐸たれとの気概が脈々と受け継がれていることだろう。この精神が萎えていなければ悪態をつくような記事など書けるはずがない。 (2022.4.7)