教職員にとって卒業式は中学校3年間の総決算であり、全てを2時間に凝縮するものとの認識がある。
新たな出発への決意と勇気、感謝(友、父母、職員、後輩、校舎など)、誇り、思い出といったことに、卒業生の心を向かせる全校的な取り組みによって感動を演出するのである。卒業式が近づくと概ね以下のような指導を行うのである。
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1 卒業式までの指導
①悩みや不満を解消し、卒業式に臨めるようにする。
②服装などの乱れは、時間をかけて指導する。
③卒業式の意義を理解させる。
④卒業式の練習をしっかりさせる。
返事や姿勢、態度、式の要領、歌の練習など、必要があれば学級でも実施する。
⑤感謝の気持ち、連帯感を高める。
・奉仕活動(机、椅子、カ-テン、窓、ロッカー、掲示板などの教室整備)
・最後の授業…代表のお礼の言葉(全員で挨拶)
・後輩へ託す言葉…下級生の目に留まる所に
・保護者への感謝の手紙や作文
・学級担任の労苦に思いをはせる指導(学年主任、教科担任など)
⑥過年度卒業生…不穏な動き(爆音バイク・カンパなど)があったら
過年度卒業担当職員及び生徒指導主事が対応する。
2 卒業式当日の指導
①登校時の校門指導…3年担任、その他
②卒業式時
式場内…1・2年式場内職員
式場外…生徒指導主事、その他
③式終了後
・下校指導については各学年で指導する。
・当日の部活動については係の指示による。
④校外指導…必要により各学年で実施する。
(2014.2.23)