北朝鮮の6回目の核実験(平成29年9月3日)で、日米韓の取るべき対応は決まったように思う。話し合いで解決しようとの試みは失敗しただけでなく、北朝鮮に核兵器とミサイル開発のための時間を与えてしまった。
国民を虫けらのように殺すことをためらわない残忍な指導者の下で、数十発数百発の核ミサイルが実戦配備されたら手の施しようがなくなる。
核兵器を持たず敵基地攻撃力のない日本など、赤子の手をひねるようなもので、数千万の日本人が殺される、あるいは、全滅の危機が訪れるかもしれない。一刻も猶予すべき時間はないと感じる。
犠牲者を出さずに解決したいものだが、それは無理かもしれない。9・11の時には、ハイジャックされた旅客機を状況によっては戦闘機が撃ち落とすことにしていたとのことだが、日本の防衛のためには犠牲覚悟の対応もしなければならないだろう。 (2017.9.6)