千葉県松戸市で、警察官が人に襲いかかっていた犬を射殺(9月14日)した件で、警察署に賛否の意見や問い合わせが殺到したとのことである。
警察官3人の合わせて13発の発砲でやっと紀州犬は倒れたのだそうだが、寄せられた意見の9割は、「13発も撃たなくてもいいのに」、「通行人に当たったらどうする」、「素手で何とかできなかったのか」と批判的な意見で、「よくやった」、「飼い主に責任がある」といった肯定的な意見は1割程度だったそうだ。
私は人を襲った犬の射殺をテレビのニュース(17日)で知ったが、アナウンサーは13発も発砲する必要があったのかと批判的に伝えていた。
報道の影響力を考えたら無責任なことを口にすべきではない。市民の安全安心のため、凶暴な犬の危険を取り除いた警察官に対してあまりにも失礼である。
この犬が幼児などを襲ったらどういう結果になるのか、3人の警察官は現場の状況から射殺が最善と判断したので発砲したのである。警察署に批判的な意見を述べた人達には、是非こういったことも考えてほしいものだ。 (2015.9.24)