足利市内の小中学校は全校が論語の素読を行っているが、学校だけでなく市としての取り組みもあり、市民の関心も高まっているのでやがては論語で全国に知られる存在になるだろう。
中学生に孔子の教えを学ばせたいと史跡足利学校にて行った論語の素読(北中学校の全学級が平成18年9月から10月にかけて実施)が新聞に報じられたことがきっかけだったが、市教育委員会の迅速な行動(決断)によってたちまち全市的なものとなった。
論語は広く知られた本ではあるが、500もの章があり読み続けられない人も少なくないだろう。学校医の先生が、トイレに論語を置いてそこで毎日素読をすると話したので私もやってみたが、非常にいい方法であることを実感した。
トイレで変な声がするとの家族の嘲笑を気にしなければ落ち着けるし、日に2~3章の素読は全く苦にならない。 (2014.3.12)