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本来の姿を取り戻す

「みんなの心に輝く学校をめざして」取り組んだ学校経営、「生き生きとした学校生活のために」取り組んだ生徒指導で感じた課題の解消を念頭に置いて教育問題などを考えます。

◇日韓の関係は最悪になってしまったが

 平成30年8月、国体候補選手の強化のため韓国を訪問した。日本との剣道交流ということで多くの高校生が駆けつけてくれ試合や稽古を通して日韓の高校生は親睦を深めた。

 日本の高校生は選ばれた選手だけあって強くて態度もしっかりしていたが、韓国の高校生も同様だった。積極果敢に立ち向かい日本から学ぼうとの高校生の姿勢には特に感心させられた。

 席に座っている我々日本人の前を通る時には立ち止まって一礼し通り過ぎる。武道館内や校舎の廊下などですれ違った時でも立ち止まって一礼し通り過ぎるのである。礼儀正しさは日本人以上かもしれない。

 韓国高校生とは交互に訪問して交流を続けている。今年は韓国から来る番で来日を期待していたが取り止めになった。来日できなくなったのは最悪と言われるほどの日韓関係によってかと危惧したがそうではなかった。

 日韓の相互訪問の度に親しく付き合う韓国の指導者には人格者と感じる人が多く、韓国では恐縮するくらいの歓待をしてくれる。お茶などの接待をしてくれる韓国の保護者や関係者には反日の雰囲気など全く感じない。

 今多くの日本人を怒らせているのは、政府や議員、左翼団体、マスコミ関係者などの常軌を逸した反日だろう。日韓関係悪化の経緯を正しく見つめている韓国人は少なくないと思う。そういった人たちの思いが日韓関係に反映されるようになってほしいものだ。

 国体少年の部は関東ブロック大会で優勝し本戦出場を決めている。間もなく始まる茨城大会での健闘を期待している。 (2019.9.18)