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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇意識改革が必要である

 8月下旬に始まる学校も最近は多いが、9月になっても暑くて子どもたちは大変だろう。近頃の夏の暑さは異常で、クーラーがなくては教育活動に支障を来す状況である。来夏までには全ての学校の教室等にクーラーを設置したいものだ。

 夏休み中、読書感想文や作文、絵、理科研究、ドリル学習など、山のような宿題に悩まされ苦痛を感じて夏休みなんかない方がいいと思った子どもたちも学校が始まれば友達と楽しく過ごすことだろう。

 長期休業中の宿題をたくさん出す学校はあっても全く出さない学校はないだろう。興味・関心・能力などを考慮したなら、全員一律、提出を強要するようなことをすべきではない。やれる範囲でやるような指導が必要である。

 学校には各種の作品募集等の文書が送られてくるが、学校はそれらを子どもたちに知らせて応募を促すくらいにし、応じるかどうかの判断は子どもたちに任せるべきである。

 手に負えないほどの宿題を出せば、何でもいいから出せばいい、いい作品に仕上げようなどと考えなくなる。保護者は家族みんなで手伝って終わせばいい、金を払って他人に頼むかもしれない。こんな宿題で子どもを伸ばすことはできないだろう。宿題のために時間が奪われ、やる気が削がれ、やりたいと思っていることができなくなれば、むしろ子どもを潰すことになる。

 管理職の意向なのか、教職員の要望なのか、意見を自由に述べられる学校ではないのか、どこに問題があるのか分からないが、子どもや保護者が不平不満を口にする学校にしてはならない。大数学者の岡潔先生は50年以上も前に「今の学校は宿題が多すぎる」と述べられていたが、今もその状況は続いているのである。