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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇不正に道を譲ったら

 三菱自動車の燃費不正、空港の耐震化工事液状化防止)のデータ改竄、強固な地盤まで杭が届いてなかった横浜の傾きマンション(杭データの偽装と施工不良)などには呆れるばかりである。

 不正はやがて明らかになり、牛肉偽装事件で廃業した雪印食品、料理の使い回しなどで店を閉めた大阪の老舗高級料亭、食品偽装で廃業した北海道の食品加工会社などのようになる。

 企業は納期や生産性といったことも考慮しなければならないが、こんなことをしたら会社が潰れてしまうと激しく抵抗するような正義感の強い職員はいなかったのだろうか。意見を言ったら居られなくなるような職場だったのだろうか。

 私の学校経営では、積極的に意見を述べる職員の育成とその環境をつくることを重視した。積極的に意見を述べられる職場は活力に溢れ、それぞれの能力が発揮されるのである。したがって、たとえどんな意見でも意見は意見として尊重し、意見を述べたことによって不利益になるような対応は絶対にしないことだった。

 どのような経過をたどって不正が行われたのか知らないが、正義の道を不正に譲った代償はあまりにも大きい。