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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇教職員人事異動(2)…人の道に背くような人事であっては

 毎年のことだが、人事異動では管理職登用で特に疑問に思うことがある。職員に信頼がない教頭を校長に昇格させるなど、論外の人事が過去にあったが、多くは教頭の登用である。

 通常、教頭は教務主任から昇格する。教務主任になれば、数年後には教頭になると本人も周囲も考えるのが普通だろう。教頭試験に不合格ならば仕方がないが、何年も教務主任を務めているのに昇格せず、若くて経験も少ない方が次々に昇格していく状況には、本人は相当にショックであろうしプライドもいたく傷つくだろう。

 過去のブログ「どんなに有能であっても」で、年齢や経験は管理職登用の重要な要件であるが、それら優先であってはならないし、逆に、それらが考慮されていないような人事も問題と述べたが、その点はどうなのかと考えてしまうのである。

 教務主任、学年主任、学習指導主任、生徒指導主事、進路指導主任など、主任等に関する人事は教育委員会の承認が必要なため、年度の切り替えで各学校は人選し承認願いを提出すると、承認(4月1日付)で戻ってくる。教務主任全員を教育委員会が指名(選任)するところもあるが、多くは一部だろう。したがって、主任等の人事は実質校内人事ということになる。

 力量不足や怠慢など、任に耐えない教務主任であれば、何年もその職務を任せるわけにはいかない。新年度には解任すべきである。それができないのであれば、校長としてあまりにも無責任ということになる。教育委員会の了承がないとできないこともあるかもしれないが。

 教務主任を何年も務めているということは、その仕事ぶりに問題はないということである。問題がないのに昇格しないような人事は、人の道に背く思えるのである。