にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村
読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇生徒指導(28)…拾得物

 自転車の鍵、家の鍵、体育着、制服、筆記具など、校内の拾得物は、教職員を通して、あるいは、生徒によって職員室に届けられる。記名がされていたり、持ち主が申し出てくれれば、すぐに渡すことができるのだが、そうでないことが多い。

 何年生の物かが分かっても、学年で順番に回すと、途中で何組から回ってきたのか分からなくなり、戻ってきてしまうことがしばしばある。学年が分からなかったら、こういう方法では持ち主に戻らないだろう。

 朝や放課後の学活で、担任が知らせても、品物を見ないと自分の物か分からないのか、名乗り出なかったり、たまに放送で知らせたりもするが、下校してしまっているのか、取りに来ないことも多い。

 拾得物はどんどん増えていき、段ボール箱何個分にもなって、学期末、あるいは年度末に大量に廃棄されるのである。

 拾得物のために、忙しい担任の手を煩わせるようなことは止めさせたい。まして、朝の職員打ち合わせや短学活の時間などで、わざわざ口にすることではないと私は思った。そこで、生徒が日に何度も行き来するような場所の掲示板に、以下のような連絡票を貼って知らせたのである。

 拾得物は、生徒指導主事(または拾得物係)が保管し処理するのだが、連絡票(記載済み)と一緒に拾得物が届けられるようにもなり、すぐに軌道に乗ったのである。拾得物は、以前より本人に戻るようになったのだった。

 

    落とし物連絡票

△  品物

△  場所(落ちていた、置き忘れの)

△  拾った日             月  日  時頃

△  拾った人(生徒・職員)

△  保管者(生徒指導主事・拾得物係)

△  この票を貼った日       月  日

    2週間を経過した物は処分します。