保護者からある教師への苦情が届き謝罪を要求してきたことがあった。教師は「謝らなくてはならないことをしていない」と納得せず謝罪に行かなかった。
教師が謝罪に来ないので保護者は校長に直に訴えたのだった。校長は事情を把握すると、その教師を謝罪に行かせなかった。また、学校としても謝罪をしなかった。
すると保護者は市議会議員を通して謝罪を要求してきた。市議会議員に事情を説明すると、議員は大変申し訳ないことをしたと学校に謝罪に見えたのである。間もなくして保護者も学校に謝罪に来たのだった。その後教師と保護者の関係は修復しわだかまりのない関係が維持された。
M元総理やK元官房長官のように取り敢えず謝るようなこと(韓国に不要な謝罪)をすると、問題をこじらせ国と国の関係も損なわれるが、生徒指導上の問題でも同じである。謝るべき時は言い訳をせずに心から謝り、謝る必要のない時には謝ってはならない。 (2015.7.1)