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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇生徒指導(23)…1校1館なら心も安まる

 中学校の修学旅行や林間学校などでは、1つの旅館(ホテル)に1つの学校が宿泊することになる。A館とB館に別れるなどして、自由に行き来ができないような旅館(ホテル)なら、2校宿泊することもある。

 一般客がいても特に問題はないが、一般客は非常に少なかった。大勢の中学生が宿泊していれば、静謐な雰囲気が失われることもあり、旅館側がそのことをお客さんに伝え、了解の上で泊まってもらうようにしていたからだろう。

 旅館内で他校生と接触できないようにするのは、トラブルを心配するからである。京都市内の見学地で、目が合っただけでイチャモンをつけられ、蹴られた生徒がいたが、そんな嫌な思いをさせてはならない。楽しい思いをたくさん味わって帰宅させたいのである。

 また、1部屋に4人も5人も泊まることになれば、通常、部屋のトイレは1つしかないので、朝食後、出発までにトイレを済ませない生徒が出る。

 出発までにトイレを済ますことができる余裕のある日程でなければならないが、1校1館は、こういうことに強みを発揮する。館内の客室以外のトイレなら、どこを使ってもいい、落ち着ける場所で、時間を気にせずトイレを済ますよう生徒に指導したのである。

 生徒も教師も心穏やかに、気持ちよく過ごすことができれば、生徒相互はもちろん、教師と生徒の関係も一層深まるだろう。