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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇生徒指導(16)…出かける時は忘れずに

生徒指導

 ある中学校の美術部員20数名が、3学期の日曜日、美術研修のため上野の博物館に出かけた時のことである。部員の乗車マナーが素晴らしく、引率の先生はとても感心して、その様子を教職員に話した。

 電車が混んでくると、2年生が下級生に声をかけ、率先して立ち出したのである。また、「声をもっと小さくしよう、静かにしよう」と声をかけ合い、静かに話したというのである。人員の確認や料金の精算も素早く、班単位でまとまり、手がかからなかったということだった。

 ドイツで長いこと生活した方によると、ドイツでは、列車の中で、子どもが座らずにいる光景が見られるとのことである。親は、「子どもは立っていなさい」と指導するのだそうだ。

 我先に列車に飛び乗り、席を探して子どもを座らせるという光景を、日本では時々見かける。列車の混雑状況や国民性も違うので、善し悪しやどちらが成熟した社会かなどを一概に論じることはできないが、参考になる話ではある。

 駅や列車の中で騒いだり、ゴミを散らかしたり、公共物への落書きなど、迷惑行為を数え上げればきりがない。他人の迷惑に気づかず、不注意ということもあるかもしれないが、出かける時は、「公衆道徳」も忘れずに連れていってほしいものである。