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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇生徒指導(12)…幸せの風景

 ゲームや塾、少子化、あるいは安全上の問題があってか、外で遊ぶ子どもの姿を見かけなくなり、また、子ども同士で仲良く遊べない子どもが増えているといった実態が指摘されて久しいが、子どもの声が消えた町では、寂れていくような何となく悲しい気分になるのだそうだ。

 子どもが外で群れて遊ぶ姿を見かけなくなったと言われていた頃、子どもの体力に関する調査結果は、明らかな低下を示していた。生活習慣病が心配される状況とまで指摘(運動生理学教授)されたのである。子どもが外で遊ぶことは、体力を高めるためだけでなく、社会性を培うという観点からも大切である。

 500名近い生徒がいるのに、昼休みに外で遊んでいる生徒が30名くらいの学校があった。大多数が室内で過ごす状況だったので、頻繁にガラスが割れるなど、安全上も問題だった。そこで、昼休みに連絡などのために生徒を集めるようなことをしないようにし、外で遊ぶよう呼びかけてたのである。

 給食が終わると同時に外に駆け出して、サッカーに興じる生徒、バスケットに興じる生徒、あるいは、かくれんぼに興じる生徒など、グランド等にあふれる生徒の姿が連日見られるようになった。子どもが群れ遊ぶ姿は心和む光景であり、幸せの風景とさえ感じたのである。