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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇生徒指導(8)…遅刻の解消は容易だった

 中学校では、職員打合せ終了5分後くらいに、生徒の登校時刻を設定している学校が多いのではなかろうか。8時10分から20分までが職員打合せなら、登校時刻は8時25分である。この時刻には、担任が教室にいるようにするのである。

 職員打合せ中など、担任が教室に行けないような時刻に登校時刻を設定していた学校は、確認もできないので遅刻者が非常に多い。遅刻しても遅刻にならないのだから、きちんと登校している生徒には納得がいかないことだったろう。

 遅刻しても遅刻にならないようでは、学校の秩序が乱れるのも当然である。登校時刻までに教室に入れなければ、出席簿に遅刻が記入されるようになって、遅刻者は激減する。そうなると、打合せが延びて担任が教室に行けなかった時でも、遅刻確認が容易になる。

 遅刻者がほとんどいない学校になっても、そこで指導は終わらない。遅刻寸前の登校も多く、登校の安全のための指導が必要なのである。学校と家庭で連携して指導していくため、保護者に以下のような現状を知らせ、協力を依頼したことがある学校は少なくないだろう。

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 本校は、8時25分(読書・学級活動)に始まります。25分のチャイムが鳴るまでに、登校(教室に入る)できなければ遅刻になります。生徒には、20分までに登校するよう呼びかけています。遅刻する生徒はほとんどいませんが、20分までに登校できない生徒は大勢います。

 遅刻じゃないからいいのでは、という考えもできるのですが、遅刻寸前の生徒には、自転車を決められた置場に置かない、上履きをきちんと履かない、廊下をかなりのスピードで走るなどが多いのです。地域の方(本校の開始時刻を知っている)は、左右の確認もしないで飛び出したり、危なっかしくてはらはらすると話しています。

 このような状態なので、ご家庭でも、早く出てゆっくり行く(安全の原則)ようご指導いただきたいと思います。遅刻寸前の登校が続く生徒には、学校で指導するとともに、ご家庭に連絡したいと考えています。

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 遅刻者が大勢いるような状況では、時間内に登校できなかった生徒を全て遅刻にする学校もあるかもしれない。しかし、多くは理由を聞き、登校中に病気や怪我などで苦しんでいる人を助けていたといった場合など、理由によっては遅刻にしないこともあるだろう。