足利市内の中学校の校則(心得)は概ね以下のような内容だろう。生徒は年1回(4月)各学級で一斉指導されるが、その後は必要な時に個別指導(話し合いを基本に)が行われる。
どこの学校にも多かれ少なかれ校則(心得)はあるが、多いか少ないかで善し悪しの判断はできない。しかし、校則(心得)に頼るような学校(教師)であってはならない。
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生徒心得 〇〇中学校
1登校
①制服で登校する。
②欠席・遅刻は必ず連絡する。(8時10分までに電話などで連絡する。)
③落ち着きのある学校生活、学習意欲をそこなうような雑誌、遊び道具、不必要な金銭を持って来ない。
④遅くも8時25分には教室に入れるよう余裕をもって登校する。(早く家を出て、ゆっくり来ることが肝心です。)
⑤交通指導員や知人などには、きちんとあいさつする。
2校内生活
①登校後は許可なく校外に出ない。
②上履は決められた物を履き、かかとをつぶさない。
③校舎内では静かに過ごし、ボ-ルをけったり、物を投げたり、窓から物を投げ捨てたりしない。
④天井が壊れやすいので、ピロティではボール遊びをしない。
⑤公共物を大切にする。もし破損した場合にはすぐに申し出る。
⑥職員室などの出入りの作法を身につける。
⑦所持品にはできる限り記名する。
3学習
休み時間に次の授業の準備をし、チャイムと同時に授業が始められるようにする。教科書・ノ-トは開いて置く。
4部活動および下校
①教室を出る際は戸締まりをきちんとする。
②カバンなどは活動場所に持って行く。教室に置かない。
③昇降口や非常口など、閉められた所は絶対に開けない。
④下校時刻までに校門から出られるよう部活動を終了する。
⑤道くさ、いたずら、買い食いなどはしない。
⑥下校はできるだけ複数で帰るようにする。人通りの多い明るい道を通り、恐喝や性被害などに十分注意する。
⑦学級での活動は、放課後30分までとし、その後は部活動の時間とする。
5校外生活
①中学生らしい服装・態度で行動する。
②友人宅などへの外泊は絶対にしない。
③外出する時は、行先・用件・同行者・帰宅時間を告げ、家族に心配をかけない。ヘルメットを着用する。夜間の外出は控える。
④ゲームやカラオケへの出入りは保護者同伴とする。
⑤交通ルールを守り、迷惑をかけない。
⑥事故や問題が生じた時は、学校にも連絡する。
6家庭学習
①宿題や予習復習など、家庭学習を習慣化しよう。
②学習用具を忘れないように、前の日に準備をしよう。
7その他
①生徒間の金銭の貸し借りや品物の売買をしない。
②アルバイトをする時は学校に届ける。(学校長の許可「証明」が必要です。)
③校内には放課後であっても私服で立ち入らない。
④カバンなど、自分の物であっても落書きをしない。
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服装・頭髪など
1制服
男子…標準的な学制服とする。
※ズボン…ノータック、ストレート(膝の幅とすその幅が同程度)とする。腰パンにしたり、派手なベルトを使用しない。
女子…本校指定の基準服とする。
※スカートの長さは膝がかくれる程度とする。ベルトを折ってミニスカートにしない。白のYシャツを着用する。
2名札は名前を黒字で太くはっきりと書き、上衣の左胸部にピンでつける。
3セ-タ-は丸首(トックリでない物)、またはVネックの派手でない物とする。制服の上に着用することのないようにする。
4通学靴は白地の運動靴(線やポイントは自由)とするが、その他の物でもよい。ただし、高額奇抜な物でなく、ランニングに適した体育時に使用できる物とする。バスケットシューズ、テニスシューズ、レジャーシューズは禁止する。
5靴下は白地の物とする。ワンポイントはよい。色柄物で品位を落とさないようにする。
6コ-トは必要に応じて着用してよい。(奇異でなく、派手でなく、奢侈でなく)
7マフラ-は流行を追わず実用的なものとし、長いものは禁止する。
8頭髪…学習や運動に適した頭髪とする。パ-マ・脱色・剃り込み、髪染め、整髪料の使用は禁止する。前髪は目にかからない程度とする。
男子…横は耳がかくれないように、後ろは襟にかからない程度とする。
女子…肩にかかる長い髪は縛るか編み下げとする。各種のひもなどで飾ったりしない。
9カバンは肩かけか、背負える物が望ましい。手提げカバンの場合には、セカンドバックは、肩かけか背負える物にする。
(2014.1.14)