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本来の姿を取り戻す

「みんなの心に輝く学校をめざして」取り組んだ学校経営、「生き生きとした学校生活のために」取り組んだ生徒指導で感じた課題の解消を念頭に置いて教育問題などを考えます。

◇生徒指導(4)…生徒心得

 足利市内の中学校の校則(心得)は概ね以下のような内容だろう。生徒は年1回(4月)各学級で一斉指導されるが、その後は必要な時に個別指導(話し合いを基本に)が行われる。

   どこの学校にも多かれ少なかれ校則(心得)はあるが、多いか少ないかで善し悪しの判断はできない。しかし、校則(心得)に頼るような学校(教師)であってはならない。

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    生徒心得  〇〇中学校

1登校

①制服で登校する。

②欠席・遅刻は必ず連絡する。(8時10分までに電話などで連絡する。)

③落ち着きのある学校生活、学習意欲をそこなうような雑誌、遊び道具、不必要な金銭を持って来ない。

④遅くも8時25分には教室に入れるよう余裕をもって登校する。(早く家を出て、ゆっくり来ることが肝心です。)

交通指導員や知人などには、きちんとあいさつする。

2校内生活

①登校後は許可なく校外に出ない。

②上履は決められた物を履き、かかとをつぶさない。

③校舎内では静かに過ごし、ボ-ルをけったり、物を投げたり、窓から物を投げ捨てたりしない。

④天井が壊れやすいので、ピロティではボール遊びをしない。

⑤公共物を大切にする。もし破損した場合にはすぐに申し出る。

⑥職員室などの出入りの作法を身につける。

⑦所持品にはできる限り記名する。

3学習

 休み時間に次の授業の準備をし、チャイムと同時に授業が始められるようにする。教科書・ノ-トは開いて置く。

4部活動および下校

①教室を出る際は戸締まりをきちんとする。

②カバンなどは活動場所に持って行く。教室に置かない。

③昇降口や非常口など、閉められた所は絶対に開けない。

④下校時刻までに校門から出られるよう部活動を終了する。

⑤道くさ、いたずら、買い食いなどはしない。

⑥下校はできるだけ複数で帰るようにする。人通りの多い明るい道を通り、恐喝や性被害などに十分注意する。

⑦学級での活動は、放課後30分までとし、その後は部活動の時間とする。

5校外生活

①中学生らしい服装・態度で行動する。

②友人宅などへの外泊は絶対にしない。

③外出する時は、行先・用件・同行者・帰宅時間を告げ、家族に心配をかけない。ヘルメットを着用する。夜間の外出は控える。

④ゲームやカラオケへの出入りは保護者同伴とする。

⑤交通ルールを守り、迷惑をかけない。

⑥事故や問題が生じた時は、学校にも連絡する。

6家庭学習

①宿題や予習復習など、家庭学習を習慣化しよう。

②学習用具を忘れないように、前の日に準備をしよう。

7その他

①生徒間の金銭の貸し借りや品物の売買をしない。

②アルバイトをする時は学校に届ける。(学校長の許可「証明」が必要です。)

③校内には放課後であっても私服で立ち入らない。

④カバンなど、自分の物であっても落書きをしない。

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    服装・頭髪など


1制服

男子…標準的な学制服とする。

※ズボン…ノータック、ストレート(膝の幅とすその幅が同程度)とする。腰パンにしたり、派手なベルトを使用しない。

女子…本校指定の基準服とする。

※スカートの長さは膝がかくれる程度とする。ベルトを折ってミニスカートにしない。白のYシャツを着用する。

2名札は名前を黒字で太くはっきりと書き、上衣の左胸部にピンでつける。

3セ-タ-は丸首(トックリでない物)、またはVネックの派手でない物とする。制服の上に着用することのないようにする。

4通学靴は白地の運動靴(線やポイントは自由)とするが、その他の物でもよい。ただし、高額奇抜な物でなく、ランニングに適した体育時に使用できる物とする。バスケットシューズ、テニスシューズ、レジャーシューズは禁止する。

5靴下は白地の物とする。ワンポイントはよい。色柄物で品位を落とさないようにする。

6コ-トは必要に応じて着用してよい。(奇異でなく、派手でなく、奢侈でなく)

7マフラ-は流行を追わず実用的なものとし、長いものは禁止する。

8頭髪…学習や運動に適した頭髪とする。パ-マ・脱色・剃り込み、髪染め、整髪料の使用は禁止する。前髪は目にかからない程度とする。

男子…横は耳がかくれないように、後ろは襟にかからない程度とする。

女子…肩にかかる長い髪は縛るか編み下げとする。各種のひもなどで飾ったりしない。

9カバンは肩かけか、背負える物が望ましい。手提げカバンの場合には、セカンドバックは、肩かけか背負える物にする。

  (2014.1.14)