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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇教育の観点から

 教育界には、今までの取り組みをそのまま継続し、新たな取り組みを加えていくようなところがある。したがって、学校現場は忙しくなり余裕がなくなっていく。忙しければ、文字が示す通り心を失う。教師の心が失われるような学校で、成果を上げることは難しい。学校現場が今取り組むべき課題はいろいろあるが、青少年の健全育成に悪影響を与えているもの、教師の多忙感を改善する(取り除く)取り組みは非常に大切である。

 障害の有無にかかわらず、誰もが無理なく利用できる商品や家、街などの設計ユニバーサルデザインは、「障害のある人にとって生活しやすい環境は、全ての人にとって生活しやすい環境になる」との発想に立っている。「手摺りやスロープ、自動ドア、エレベーターの設置」、「電線の地中化」、「カードの切れ込みやマヨネーズなどの蓋(ふた)のギザギザ」、「菓子や調味料、食材の包装切り込み」といったことが、このような考えから生まれた。

 青少年が健全に育つ環境は、全ての人にとって平和で豊かな環境になるのではなかろうか。「テレビなどの番組はどうあるべきか」、「公序良俗に反するような雑誌などはどう扱われるべきか」、「収益だけでなく社会的責任を果たす企業活動はどうあるべきか」、「家族との時間が多くもてる労働のあり方はどうあるべきか」、「全国組織まである校長会、教頭会、PTAはどうあるべきか」、「政治はどうあるべきか」といったあらゆることを、子どもを育てるとの観点で見直し改善したなら、多くの人が心配するこの国の状況も、相当に改善されることだろう。