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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇足利市歌(2)…歌碑だけではもったいない

 郷土連帯、郷土愛を育むため、市歌を教えることにしたのだが、足利の自然や文化遺産、市歌制定当時の繁栄の様子など、難しい歌詞にもかかわらず新鮮だったのだろう。そして、歌いやすくもあり、生徒に好評だったのである。

 平成22年度の卒業式で市歌を斉唱したが、市民が歌う機会はほとんどなく、まして全生徒の斉唱は初めてなので、「市歌がこんなにいいものとは知らなかった」と感想を述べる方など、列席者にも好評だったのである。

 足利在住の二人の信濃育ちの方(国際ソロプチミスト足利会員)は、信濃の歌(「信濃の国」)を絶賛し、今でも歌えると話された。後日、CDを贈ってくださったが、このような歌に幼い頃から接していたら、郷土への強い愛着、郷愁を覚える人間が間違いなく育っていくように思えた。

 23年4月、新市歌が制定されたので、卒業式や入学式などに歌われることはないだろうが、登下校時などに流れれば、旧市歌が信濃の歌のような存在になるかもしれない。旧市歌として、歌碑に残すだけではもったいない歌である。