にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村
読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇全日中校長会(4)…会員の声を封じてはならない

全日中校長会

 平成22年度のことだったが、全日中総会『5月26日(水)・27日(木) 於 国立オリンピック記念青少年センター』の前日に、次のような文書が送られてきた。発信日や発信者名(全日中校長会長)の記載がなく、また、添書もないので、怪文書と言われても仕方がないものである。

 
-  -  -  -  -  -  -  - 

 全日中総会代議員・オブザーバーの皆様へ

 ご多用のところ、全日中総会にご参加頂き有り難うございます。

 総会第1日目の受付は、午前9時からの開始となります。受付を済ませた後、所定の座席でお待ちください。会場準備が当日の午前8時30分からとなっておりますので、ステージその他で作業が行われている場合がありますがお許しください。

 代議員席は、ステージ近いところに都道府県単位で座席を指定しておりますので、そちらの席にご着席ください。

 オブザーバーの方々は、代議員席より後方に用意されたオブザーバーエリア内にご着席ください。都道府県ごとのエリア指定はありません。

 オブザーバーの方々には陪聴者としてご参加いただいております。ご質問やご意見等がある場合には、予め所属都道府県の代議員の方に託していただきますようお願いいたします。(※陪聴者とは、身分の高い人と同席して聞くという意味)

 オブザーバーの方々には、入場時に参加票をお渡ししますので、ご記入の上、退出される時に出口の参加票入れに入れてからご退出下さい。以上宜しくお願い致します。

 -  -  -  -  -  -  -  -

 20年程前になるが、ある校長に、「総会で何かご意見でも述べられましたか」とお聞きすると、「あんなに大勢の前じゃ何も言えないよ」と話された。大勢の校長を前に気後れし、発言できない校長は少なくないようである。

 代議員は会員50名に1人なので、栃木の場合は4人になる。県内12の地区が割当表に基づき選出するのだが、選出地区以外の校長は、誰が代議員になったのか分からない。分かったとしても、顔も名前も分からないような代議員に、質問や意見を託す人などいないだろう。まして代議員には、会員の意見や質問を代理する義務はないのである。

 議決に関われないオブザーバーという立場ではあっても、校長会の会員なのだから、意見や質問等を予め代議員に託す必要はないだろう。総会資料は当日配布であり、総会中であれば、資料からの(資料を見て出てくる)質問や意見を代議員に託すことなどできない。自由に意見を述べられない組織は腐敗する。会員の口を封じるようなことをしてはならないのである。