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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇入学式…親は尊敬の対象

 真新しい制服に身を包み、期待と不安を胸に次々入場してくる新入生を迎えた式場には、厳粛の中にも華やいだ雰囲気がある。西中学校に異動して初めての入学式は、以下のような式辞を述べた。

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 うららかな春の訪れに、心弾む季節となりました。この佳き日に、多くのご来賓の皆様、保護者の皆様のご臨席を賜り、本校第50回、入学式を挙行できますことを、心より御礼申し上げます。

 本日、目出度く入学の日を迎えた184名の新入生の皆さん、入学おめでとう。皆さんは、今日から西中学校の生徒になりました。新たな級友との出会い、教科担任による学習、部活動などに、期待と不安が交錯していることと思います。しかし、心配はいりません。新しい環境にも慣れ、楽しい学校生活が送れるようになります。そして、思う存分活動できるようになり、逞しく成長します。後ろに控える先輩達は、その証明です。

 西中学校の職員は、皆さんを一生懸命に教え、励まし、正しく導いてくれます。先輩達は、皆さんの目標になります。そして、皆さんのお陰で、成長できたと感謝する日も遠からず訪れると思います。3年間は長いようですが、あっという間です。3年後の卒業の時には、「我ながら良くやった」と、自分で自分を誉められるようであってほしいと思います。

 入学に当たり、新入生の皆さんにお願いしたいことを二つ述べます。一つ目は、家族を大切にし、親を尊敬してほしいということです。世界中どこでも、親は子どもにとって尊敬の対象です。愛情を注ぎ、皆さんの年になるまで育てるのは、並大抵のことではありません。誰が考えても、それは尊敬に値することです。

 二つ目は、同級生はもちろん、上級生との関係も深め、一生の友達をこの西中でたくさん作ってほしいということです。そのためには、お互いに努力することが大切です。人間関係は、どちらか一方の努力だけで深まることはありません。もちろん、先生との関係も深めて、一生の師弟関係を築いてほしいと思います。

 私は、本校を、みんなの心に輝く学校にしたいと考えています。本校で生活するすべての人達が、固い絆で結ばれ、本校を誇りに思える学校にしていきたいと思います。

 保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。本校には、教育愛に満ちた指導力のある職員が揃っています。どうぞご安心ください。お子さんの夢や希望の実現のために、精一杯の支援をして参りたいと思います。

 保護者の皆様には、今後PTA総会や学年部会など、学校へお越しいただくこともありますが、万障お繰り合わせの上、ご出席くださいますようお願い申し上げます。皆様には、本校教職員と本音で話し合える関係をつくってほしいと思っていますが、しばしば学校に出向いていただければ、そういう関係を築くことはむずかしいことではないと考えています。子育ては、皆様の励みであり、生き甲斐であり、喜びであろうと思いますが、私達にとっても同じです。学校と皆様が力を合わせれば、間違いなく立派な生徒が育ちます。どうぞ宜しくお願いいたします。

 結びになりますが、新入生184名の前途を祝福するとともに、保護者の皆様のご支援ご協力をお願い申し上げ、また、ご多用にもかかわらず、ご臨席賜りました多数のご来賓の皆様に、深甚なる敬意と感謝を申し上げ、式辞と致します。

    平成20年4月9日  足利市立西中学校長