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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇国旗の掲揚をためらっていたのでは

 校舎内で一番最初に国旗を掲げた場所は校長室だった。国旗を掲げたって何の意味もないと考える人もいるようだが、国旗に対して何の感慨も覚えず敬意も払えない人には確かにそうかもしれない。

 国歌斉唱とともに国旗が掲揚されているのに、帽子もとらず国歌も斉唱せず、喋ったりしてふらついている日本人を何度も見てきたが、「私は、アメリカ合衆国国旗と、それが象徴する万民のための自由と正義を備えた、神の下に分割できない一国家である共和国に、忠誠を誓います。(ALTのジャスティン先生より)」と、毎朝誓って成人していくような国民とは、精神性に明らかな違いが生まれることだろう。

 全教室に国旗を掲げた(平成18年)頃だったが、PTAの学年部長から、これから校長先生は多くの人に叩かれることになると思うが、生徒のために頑張ってくださいと励まされたことがあった。県内の中学校長の中には、どうしてそういうことができるのか(=自分もそうしたいができないということではなく、批判されるようなことはやらない方がいいといった考えのようだった。)と感想をもらした人もいたが、国旗や国歌という問題に、日本人は萎縮してしまっているように思う。

 私は、校長室の国旗を眺めては、国旗に恥じない学校経営、生き方をしなければと自分を励ましたが、そんな時ほど国旗は眩しく感じた。今日のこの国の現状を鑑みれば、国家的見地で物事を考えられる人間を育てることが重要である。栃木県内には、南河内中学校と足利の2中学校を合わせた3校が全教室に国旗を掲揚している。いずれ大きな気風の違いとなって表れることだろう。