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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇三方よし

 近江商人の商いの理念が、内外教育に紹介日本大学の佐藤晴雄教授、三方よしの教育改革と題して)されていた。商取引は、「売り手よし、買い手よし、世間よし」(この理念の出処は、1754年、麻布商の中村治兵衛宗岸が、跡継ぎ養子のためにしたためた書き置きの中にあったとのこと)でなければならない。即ち、商いでは、売り手と買い手だけでなく、その売買行為が社会全体の幸福につながるべきであると。

 この社会が抱える諸々の問題は、「世間よし」の考えが抜け落ちたことによって生み出されているように思う。不健全な雑誌やビデオ、有害玩具の販売、俗悪と批判される品性のかけらもない下劣な番組の放送など、挙げればきりがない。しかし、「買い手よし」まで抜け落ちている場合もある。詐欺商法などは、「売り手よし」だけだろう。