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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇高齢化社会

 年金や医療費など、高齢化社会がもたらす公的負担の増大、そして、それを支える就労者世代の負担を憂えるような報道には、高齢者は社会のお荷物と言っているようで、情けない気持ちにさせられる。家族や社会に貢献してきた高齢者への感謝の心を忘れた冷たい姿勢に、明日は我が身と考えたら、情けないというより、むしろ恐ろしさを感じるのではなかろうか。

 高齢者があふれる世の中かもしれないが、元気いっぱいで、世の中の役に立ちたいと考えている人はたくさんいる。職員減のため、教育活動に制限を加えなければならない状況にある学校にとっては、お力を拝借する絶好の機会が訪れているように思う。

 部活動の指導者不足に悩まされている学校は、しっかりとした理念をもつ高齢者に、指導陣として加わってもらったなら、部活動を発展させることができる。廃部や休部にしなくても済む。PTA活動に思うように出られない若夫婦に代わって、祖父母が参加できるようにしたなら、PTA活動を一層盛んにすることもできる。先生に気楽に質問できる場所があればいい、と卒業生が言っていたとのことだが、気楽に質問できる先生になってくれる方、また、安全対策上の諸々の取り組みへの協力をお願いしたなら、快く引き受けてくれる方は多いだろう。

 高齢者(祖父母など)が同居している家庭で育った子どもは、穏やかに育つことが多い。また、子どもが帰宅した時、誰もいないという状況もなくなる。高齢者同居手当があってもいいくらいに思っている。高齢化社会は憂えることではなく、むしろ喜ぶべきことだろう。