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本来の姿を取り戻す

「みんなの心に輝く学校をめざして」取り組んだ学校経営、「生き生きとした学校生活のために」取り組んだ生徒指導で感じた課題の解消を念頭に置いて教育問題などを考えます。

◇伴侶とするなら

 随分前のことだが、中学生が性関係をもつことについて南米育ちのご婦人に話を聞いたことがある。「私の国では未成年は性関係をもってはならない」ときちんと指導しているとのことだった。未成年とは自活していない人という意味にも取れた。

 数年前の新聞に、高校3年生の性交体験者はアメリカと肩を並べる程になったとあった。過去10年間にアメリカは減少したが、日本では急増した。人種によっても差があるが、白人に限って見れば女子は完全に抜き去り、そして、何人もの人と性交をしている割合はアメリカを大きく上回り、顕著な無軌道ぶりを明らかにしていた。足利市内の中学校では、異性が手をつないで登下校したり、抱き合ったり、まして性関係をもつなどはよくないとしっかり指導しているが、誠に正しいことである。

 「遊んでおもしろい子とは結婚するな。良い異性かどうかを判断するには、同性に信頼されているかどうかを見ろ」と、ある母親は息子に教えた。このように教える親はほとんどいないと思うが、このことは息子だけでなく娘にも言えることだと思う。   (2012.3.19)