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本来の姿を取り戻す

「みんなの心に輝く学校をめざして」取り組んだ学校経営、「生き生きとした学校生活のために」取り組んだ生徒指導で感じた課題の解消を念頭に置いて教育問題などを考えます。

◇みんなのために

 私の知り合いで市議会議員をしている人がいます。市議会議員になる前は国会議員の秘書をしていました。秘書になった理由は、日本を変えるには国会議員になることが近道、そのためには国会議員の秘書、それも有力議員の秘書となって学ぶことが重要と考えたとのことでした。自分のことより国のことを考えている姿に、若いのに立派だと感じています。

 さて、立候補者の意見を読ませてもらいましたが、皆が私の知り合いと同様、みんなのために(学校のために)との姿勢が貫かれておりとても頼もしく感じました。西中生全員が立候補者のように考えたら、本校はたちまち変わると思います。(平成20年10月14日 立会演説会)

 今の日本には自分のことばかり考える人が多過ぎる。利己主義がはびこっている。人間は自分が皆さんの役に立っていると自覚した時真の喜びを感じるものと思う。自分のためでなく、自分以外の人のためにとの考えや行動が当たり前の世の中になることを願っている。
 「自分を大切にしない(できない)人は、他人も大切にしない(できない)。だから
、自分を大切にしなさい」と語る人は少なくない。まず自分との考えが利己主義をはびこらせたと考えているので、聞く度に違和感を感じている。「他人を大切にできる(できない)人は、自分を大切にできる(できない)」と考えれば、正されることも多いだろう。
 「人の命は地球より重い」、何度も耳にしたが、人の命は確かに大切だしかけがえのないものである。しかし私は、自分の命が地球そのもの、地球上の全人類、動植物、文化遺産などより大切とは思えない。  (2012.2.3)