忙しくて先生方は机にしがみつくような生活を強いられている。仕事が増えることはあっても減ることはない。こんなことは間違いであると誰もが感じているのだから、ここらで真剣に考えなくてはいけないだろう。
小学校では、「先生、遊ぼう」と児童が声をかけなくなっている。先生が忙しいのを知っているからなのだそうだ。このような状況を「教育不在の教育」と言う人もいる。家庭も似たような状況のようだ。仕事仕事で、家族が一緒にいる時間が極端に少なくなっている。難しいことではあるが、学校も家庭も相当な努力が必要である。
学校では教師と生徒が一緒にいられる時間、家庭では家族が一緒にいられる時間が多ければ多い程望ましいということをしっかり受け止めなければならない。 (2011.11.24)