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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇不登校Ⅲ-(6)…熱心さが逆効果に

熱心さが逆効果に
 教師は本来まじめである。一生懸命にやることが正しく成果も上がることなのかもしれないが、不登校に関してはそうではない。毎日のように家庭訪問をしてプリントなどを渡したら、もう来ないでほしいと思うかもしれない。セールスに毎日来られたらどうだろうか。学校で教わってもいない問題などできるはずもない。できない自分に苛立ち、益々自信を失っていく。熱心さは自己満足でしかないこともある。

生徒よりも保護者
 家庭訪問で生徒に会えるかどうかはさほど重要ではない。生徒を指導して何とかしようと考えるのが一般的だが、不登校に関して(不登校にもよるが)は保護者との面談が重要である。面談を通してどうすべきかを考えた方が確かだし近道である。

未然に防ぐことが大切           
 不登校の兆候は小学生時代にあった場合がほとんどである。市内の生徒指導主事の調査では、当時、約8割になっていた。
 中学生にもなると、親に暴力を振るったりするため取れる対応が限られてくる。したがって、早い段階で家族や子育てのあり方を見直していくことが大切である。登校するようになっても問題が解決されたとは限らない。
 未然に防止するためには、教師だけでなく世の中の人が不登校の意味を理解している状況がなければならない。